ワインに凝ってみたいけれど、種類が多くて決められないという人も多いです。ワインには、専門用語もたくさんあるので、初心者の人は尻込みしてしまいますよね。
しかし、ワインはもっと気軽に選んで欲しい飲み物なのです。ここではワインの選び方のコツを初心者向けにわかりやすくご紹介します。楽しくワインを選んで、お好みのワインを見つけてみましょう。
目次
好みのワインに出会うには、色んな選び方を挑戦してみよう!
ワインの種類は数が多く、産地や品種、製造方法によっても味が変わります。好みのワインに出会う第一歩として、まずは難しく考えず、楽しみながら色んな選び方に挑戦してみてください。
ワインは「ジャケ買い」してもアリ!
ワインには、それぞれ個性豊かなラベルが貼り付けられています。シックなデザインのものや可愛いデザインのもの、斬新なデザインのものなど、意識してラベルを見ればさまざまな種類のラベルを目の当たりにすることになり、それだけでも楽しいものです。
ワインに貼り付けられたラベルは、そのワインに込められた想いやストーリを反映していることが多く、とても大切な存在といえます。
ワイン選びで迷ったときは、ラベルの好みで選ぶ「ジャケ買い」に挑戦してみましょう。好きなデザインのラベルなら、テーブルに置くだけで楽しくなります。
「この前はヴィンテージ風のデザインのワインを選んだから、今回は、可愛いラベルを選んでみよう!」という選び方も楽しいですね。
お手頃価格のワインから試してみるのもアリ!
ワインの値段は、1,000円以下で購入できるお手軽価格のものもあれば、何万円もする高級なものまでさまざまです。
ここで知っておいて欲しいのは、「高級なワインだからおいしい」のではないということ。もっと正確にいえば、おいしいワインに出会う確率は値段に比例していますが、値段が高くなればなるほどおいしくなっていくわけではありません。
高級なワインでハズレを引く確率が低いですが、リーズナブルな価格のワインの中にも、おいしいワインはたくさん存在するのです。そのため、まずはお手頃価格のワインから試してみるのも良いでしょう。
自分が好きな「飲み物の味」でワインを選んでみよう!
ワインに限らず、自分の好みを見つけるのは、なかなか難しいものです。しかし、ワインの場合は自分が好きな飲み物の味を基準にワインを選ぶ方法もあります。
ワインには専門用語も多く、ワイン紹介の文章を見ただけでは味を想像しにくいです。普段飲んでいる味の好みから選ぶ方法なら、好みのワインを見つけやすいでしょう。
赤ワインの場合はコーヒーの好みで選ぼう!
赤ワインは黒ブドウで造られた赤い色のワインです。濃厚なコクと独特の渋味が特長的です。
赤ワインを選ぶときは、コーヒーの好みで選んでみましょう。
普段好んで飲んでいるコーヒーがブラックなら、酸味と渋味が強い赤ワインがおすすめです。赤ワインの味を表現する専門用語を用いれば、「フルボディ」の赤ワインを指します。
フルボディの赤ワインは、口に含んだときに、濃厚でコクのある味わいが楽しめるワインです。「重厚感がある」と表現する人もいます。
ミルク感が強いコーヒーを好む人は、酸味や渋味が控えめな赤ワインがおすすめです。これは、「ライトボディ」の赤ワインを指します。
フルボディの赤ワインよりもフレッシュ感が強く、渋味が穏やかで、まろやかな味わいです。「軽めの赤ワイン」と表現する人もいます。
赤ワインについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
「赤ワインのすべてがわかる!基本からおすすめ赤ワイン20選を解説!」
白ワインの場合は紅茶の好みで選ぼう!
白ワインは白ブドウで造られたワインです。赤ワインよりもあっさりとした味わいでフルーティさが感じられます。
白ワインを選ぶときは、好きな紅茶を基準に選びましょう。
ストレートティーを好んで飲む人は、辛口の白ワインがおすすめです。白ワインにおける辛口とは、果汁に含まれる糖分がとても少ないものを指します。辛口といえども、唐辛子のようなピリピリした辛味ではありません。言い換えれば、甘味をほとんど感じない白ワインを辛口と呼びます。
辛口の白ワインは、さわやかな香りとスッキリとした味わいが楽しめますよ。
ミルクティーが好きな人は、甘口の白ワインがおすすめです。フルーティな香りが特長的で、酸味とのバランスがよくとれているため、ワインが苦手な人でも飲みやすいといえます。
白ワインについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
「【おすすめ白ワイン20選】透明な色にくぎづけ。白ワインの洗練された魅力に迫る!」
スパークリングワインの場合はレモンサワーの好みで選ぼう!
スパークリングワインは炭酸を含んだ発泡性のワインのことを指します。
「シャンパン」という言葉が聞いたことがある人は多いと思うのですが、シャンパンはスパークリングワインの種類のひとつなんですよ。
スパークリングワインを選ぶときは、好きなレモンサワーの味で選びましょう。
苦味のあるレモンサワーが好きな人は、辛口のスパークリングワインがおすすめです。辛口のスパークリングワインは、フレッシュでキレのある泡と酸味が味わえます。
甘めのレモンサワーが好きな人は、甘口のスパークリングワインがおすすめです。アルコール度数も低いものが多く、炭酸の泡もそれほど強くないため、強い炭酸やアルコールが苦手な人でも楽しめます。
スパークリングワインについて詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
「食前酒といえばスパークリングワイン!シャンパンとの違いや製造法を紹介」
ロゼワインの場合は梅酒の飲み方で選ぼう!
ピンク色のワインのことをロゼワインといいます。
赤ワインのコクと白ワインのフルーティさがミックスしたかのような味わいなので、どの料理にでも合わせやすいワインです。
ロゼワインを選ぶときは、好きな梅酒の飲み方で選びましょう。
梅酒をロックで飲むのが好きな人は、少し色が濃い辛口のロゼワインがおすすめです。辛口のロゼワインは、ほんのりと渋味のある味わいが楽しめます。和食や野菜を使った料理とも良く合いますよ。
梅酒は水割りで飲むのが好きという人は、甘口のロゼワインがおすすめです。渋味が少なく、あっさりとした味わいが楽しめます。果実味が強いので、魚料理やスイーツと合わせるのがおすすめです。
甘口のロゼワインは、女性やワインがあまり得意ではない人にも好まれやすいですよ。
ロゼワインについて詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。
「女子受け間違いナシ!ロゼワインの楽しみ方」
飲み比べてみよう!おすすめのワインを紹介
好きな飲み物からワインを選ぶ方法をご紹介しましたが、やっぱり好みのワインを知るのに一番良い方法は、ワインの飲み比べです。
ここからは、ぜひ飲み比べてみて欲しいおすすめのワインを、赤ワイン・白ワイン・スパークリングワイン・ロゼワインに分けて、それぞれ2つずつご紹介します。
赤ワイン
酸味と渋味が強い赤ワインでおすすめするのは、
[イエローテイル]カベルネ・ソーヴィニヨン(参考小売価格:税抜1,015円)
オーストラリアのワイナリー、カセラ・ファミリー・ブランズが作ったこのワインは、スパイシーな味わいが引き立ち、コクのある味わいが楽しめます。ステーキやローストビーフなど、お肉とよく合うワインです。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
酸味と渋味が控えめな赤ワインでおすすめしたいのは、
サンタ・リタ 120(シェント・べインテ)メルロー(参考小売価格:税抜1,208円)
チリ最大規模のワイナリーで作られたこのワインは、渋味が控えめでほのかに甘味も感じられるため、初心者でも飲みやすいといえるでしょう。鶏の唐揚げやタレの焼き鳥など、鶏肉とよく合います。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
白ワイン
辛口の白ワインでおすすめするのは、
ドメーヌ・タリケ タリケ クラシック(参考小売価格:税抜1,008円)
フルーティな香りとさわやかな味わいが特長的で、魚介料理やチーズとよく合います。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
甘口の白ワインでおすすめしたいのは、
うれしいワイン〈白〉(参考小売価格:税抜457円)
岡山県のワイナリーで造られた日本のワインで、ブドウの甘味を最大限に活かしているため、やわらかな甘みとさわやかな飲み口が楽しめます。
蒸し鶏やポテトサラダとよくマッチしますよ。
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スパークリングワイン
辛口のスパークリングワインでおすすめするのは、
ポール・ルイ(参考小売価格:税抜1,308円)
フレッシュな味わいで、酸味が際立つ味わいに仕上がっており、やわらかな泡が特長的です。スモークサーモンやクリームチーズとよく合うほか、食前酒としても選ばれています。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
甘口のスパークリングワインでおすすめするのは、
マルティーニ アスティ・スプマンテ(参考小売価格:オープン価格)
このワインは、甘味がはっきりと感じられるのが特長で、優しい泡タイプのスパークリングワインのため、多くの人に好まれます。タルトやジェラートともよく合いますよ。
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ロゼワイン
辛口のロゼワインでおすすめしたいのは、
リステル グリ・グラン・ド・グリ(参考小売価格:税抜1,208円)
淡いサーモンピンク色がとても魅力的。果実の香りがありながら、スッキリとした味わいが楽しめます。お刺身や寿司、天ぷら、イカの鉄板焼などとよく合います。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
甘口のロゼワインでおすすめしたいのは、
[イエローテイル]ピンクモスカート(参考小売価格:税抜880円)
微発泡でアルコールが控えめな仕上がりになっています。スイーツのような優しい甘味が特長的で、食前酒としてだけでなく、スイーツと一緒に味わえるので、食後酒としても楽しめます。
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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
ワインは知れば知るほど奥深い世界ですが、あまり深く考えすぎず、さまざまなワインと出会うことが大切です。ここでも紹介したように、「ジャケ買い」や好きな飲み物から選ぶように、楽しんでワインを選んでみましょう。
今回こちらで紹介したおすすめのワインをチャレンジして飲んでみるというのも、さまざまなワインと出会えるきっかけになって楽しいですよ。