宅花見とは?造花でできる手軽なお花見パーティー
まずは、みなさんが気になっているであろう「宅花見って何?」について解説しますね。
簡単に言うと、室内でできるお花見パーティーです。本物の桜は見られませんが、テーブルや壁に造花を飾るなど、工夫次第でお花見気分がしっかり味わえます。
最近は百均で桜モチーフのピクニックグッズや造花が購入できるため、コストもかかりません。花粉症の方や小さなお子さんのいる方も参加しやすく、天候や時期を問わず開催できる宅花見はおすすめです。
可愛らしいピンクの桜モチーフには、見た目も華やかなワインが相性ぴったりです。いつものお花見はビールを飲んでいるという方も、宅花見ではぜひワインを試してみてください。
我が家の宅花見!ワインと料理の感想
我が家は両親と私、弟の4人家族です。私は実家を出て現在一人暮らしなのですが、社会人1年目の弟は実家暮らし。久々に家族の顔が見たいな、と先日プチ帰省してきました。
せっかく家族が揃ったので、日ごろの感謝を伝えるために、今話題の宅花見を提案。
両親も私もワイン好きで、かつ弟が社会人になってワインに興味を持ち始めたので、今回はワイン片手に宅花見です!
それぞれお好みのおつまみを持ち寄って、ショップで購入してきたお花見グッズでテーブルを飾り付けました。百均の桜モチーフのピクニックグッズが良い仕事をしてくれたので、室内でもこんなにお花見気分に仕上げることができたのは、ちょっとした自慢です。
ワインは全部で6本!私がソムリエ気分でチョイスしました。家族4人で全て飲み切るのは難しいので、少しずつ味わいました。もちろん、残った分は翌日以降に楽しみました。
私「今日は思い切ってフルーツ系のワインも開けちゃおう」
弟「ええっ、生ハム買ってきたのに、甘いの出しちゃうの?」
父「お父さんは辛口しか飲まないぞ!」
母「良いじゃない。お取り寄せしたスペインのオリーブの缶詰も開けちゃいましょ」
と、普段は断然辛口ワイン派!の父と弟には驚かれてしまいました。でも、甘味を引き立たせるために塩気は重要ですよね。
絶対に甘いフルーツ系のワインが塩気の強いおつまみに合うと思った私は、問答無用でみんなのグラスに注いじゃいました。
■苺のワインスパークリング
最初は苺のワインスパークリングから。食前酒を兼ねて、と思ったのですが、意外にも料理やおつまみとマッチしてくれます。
・苺のワインスパークリング(参考小売価格:税抜760円)
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000011630/
父「あれ、思ったより飲みやすいね。もっと甘ったるいかと思ってた」
弟「うん、甘いけどしつこくなくて、スッとした口当たりだね」
私「食前酒のつもりだったけど、チーズとか、意外と何にでも合うかも」
母「オリーブと一緒に味わうとおいしい!デザートでも飲みたいわ。ちょっと残しておいてね」
苺のワインスパークリングの反応は上々でした。国産苺果汁入りなので甘口をイメージする方も多いと思いますが、すっきり飲みやすい甘味で、色々なおつまみと相性抜群です。
ワイン特有の渋味や酸味が少ないので、ワインが苦手なメンバーがいる飲み会にも活躍しそう!と思いました。
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食後には、母がカットしてくれた果物の苺を入れ、サングリアっぽく。冷たく冷やして、ケーキなどのデザートと一緒に楽しむのも良いね、と感想が漏れました。
■桃のワイン
次は桃のワインを試してみました。甘い系統のワイン続きですが、一番飲んでいたのは父だったので、相当気に入ってくれたようです。
・桃のワイン(参考小売価格:税抜691円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/MY90/
弟「すごいコレ、生ハムと合うよ!」
私「桃の味が濃いのに、ワインの味もしっかり残ってる。お父さんはどう?」
父「うん。苺のワインも良かったけど、お父さんはこっちだな。生ハムも良いけど、はまぐりとも合うぞ(はまぐりと彩り野菜のレンジ蒸しを食べながら)」
母「すっきりしてるわね。生ハムの塩分と桃の甘さがマッチしてるのが良いわ」
苺のワインスパークリングと比べると、桃の甘さに負けないワインらしさを感じました。すっきり甘くて飲みやすい中、キレの良い後味が「ワインを飲んでいる」気分をしっかりと味わわせてくれます。
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父が大絶賛していた「はまぐりと彩り野菜のレンジ蒸し」は、こちらのページでレシピとともに詳細をご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
→「見た目も春色!ロゼワインは旬の春野菜と一緒に楽しんで」
https://wine.sapporobeer.jp/article/spring_x_rose/
■ベリンジャー カリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニヨン
おつまみとワインの組み合わせをひとしきり楽しんだ頃、いよいよ注文していたピザが到着しました。こってり料理にはやっぱり赤ワインでしょう!と、用意した父好みの赤ワインがこちらです。
・ベリンジャー カリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニヨン(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L277/
カリフォルニアの太陽がしっかりと熟させてくれたブドウをふんだんに使ったミディアムボディで、適度な酸味とタンニンの渋味が味わえます。
父「これこれ!さっきのもおいしかったけど、こってり料理には渋味のある赤ワインが合うんだよ」
母「辛口だけれど、重くなくて後味がすっきりしてるわね」
弟「ナゲットとポテトともよく合うよ。バーベキューソースいっぱいつけると、ワインがすすむなぁ」
私「ピザソースと相性良いよね。ミート系のピザにして正解だった」
ワインと料理のマリアージュの基本は、料理とワインの色を合わせることです。赤いピザソースにお肉たっぷりのピザは、まさに赤ワインにぴったりの料理でした!
ナゲットやポテトなどの揚げ物も、ベリンジャー カリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニヨンの適度な渋味が口内の脂っぽさを洗い流してくれて、最後までおいしくいただけました。
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■ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ
チーズ増し増しのピザを注文したので、白ワインとも合うのでは?と思った私。まだまだおつまみも残っているし、試してみようとこちらの白ワインも急遽開封してみました。
・ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ(参考小売価格:税抜1,200円)https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L278/
赤ワインのベリンジャー カリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニヨンと同じく、アメリカのワイナリー生まれのこちらはシャルドネ種100%です。
母「ちょっと最後に苦味というか複雑味を感じるわ。いつもの白ワインとは印象が違うわね」
父「辛口なワインが好きな人は喜ぶ味だな。ピザのチーズともよく合う」
私「完熟したブドウの果実味たっぷり!ペスカトーレとか魚介類の料理とマッチしそうだね」
弟「分かる。あっさり系より、濃い味のほうがこのワインには絶対合うよ」
こってり系の料理は赤ワインで、という印象がありましたが、ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネは濃い味にもよく合いそうなしっかりした味わいでした。
キリリとした味わいなので、濃い味の料理を食べて口内をリフレッシュしたいと感じたときに最適です。クリーミーな味にも合いやすく、チーズとのマリアージュもおすすめです。
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■[イエローテイル]リースリング
ここで私の個人的な定番ワインをどどん!と出しちゃいました。ワインの味をしっかり楽しみたいときは、やっぱりおなじみの味が一番ですね。
私の定番は、イエローテイルシリーズです!
・[イエローテイル]リースリング(参考小売価格:税抜 1,007円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/LH95/
私「また違うワインも試してみよう!私の大好きなワインだよ。いつもは天ぷらと合わせることが多いんだけど…うん、フライドポテトとも結構いける!」
父「お。いつものワラビーさん(イエローテイルのことを父はこう呼びます)だね。うん、残ってたサラダと合わせてもおいしいね」
母「お父さんの好きな辛口って味ね。ちょっとミネラル感あるかな?ママはさっきのはまぐり料理と合うと思うな」
弟「うん、きれいな酸味だね。塩焼きした魚とも合いそう」
[イエローテイル]シリーズが好きな私は、毎回実家へのお土産に[イエローテイル]シリーズを入れています。特にリースリングは透き通った液色や、シトラスの爽やかさが好きな一本です。
いつもは天ぷらなど和食系料理が出たときに開けるんですが、今回は思い切って「揚げ物」くくりでフライドポテトと合わせてみました。あっさりしたポテトも天ぷら同様、リースリングのやや辛口な味わいによく合って、マリアージュ大成功です。
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■[イエローテイル]シャルドネ
最後の一本も、イエローテイルシリーズから選びました。リースリング同様、やや辛口の白ワインで、私の大好きな味です!
・[イエローテイル]シャルドネ(参考小売価格:税抜 1,007円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L221/
父「もうちょっと辛口でも良いかな?て思うけど、残ったおつまみと合わせるなら丁度良いくらいだね」
弟「ちょっと樽の香り?がする。チーズと結構合うよ」
私「そう思って最後に開けちゃった。残ってるチーズとかオリーブとか最後まで食べちゃえるでしょ?」
母「メインにも合いそうだけど。シーフード系もっと作っておけば良かったわね」
最後まで残りやすいチーズやサラダをおつまみにできるワインを、とシャルドネを最後の一本に選びましたが、もうちょっと早く出しても良かったかなと思いました。絶対に魚介系料理と合いそうな味なので、「はまぐりと彩り野菜のレンジ蒸し」と一緒に飲みたかった!です。
もしくは、レンジで手軽に解凍できるミニグラタンあたりを用意しておけば良かったかもしれませんね。とはいえ、狙いどおりおつまみを一掃させながら、しっかりパーティーの余韻を味わって気持ち良く酔えました。
辛口は苦手だけど、甘口は食事に合わないでしょ?と思っている方は、[イエローテイル]のリースリングやシャルドネをぜひ試してみてください。やや辛口の味わいが優しくお食事にマッチします。
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ワイン片手に開催した宅花見の感想
簡単に飾り付けをするだけで楽しめる宅花見は、好きなワインやおつまみを思う存分味わいたい方におすすめです。屋外では温度管理が難しく、ワインに合った温度でワインを楽しめないこともあるかもしれませんが、家の中なら適温に冷やしておけるメリットがあります。
今回は、ミート系ピザ(チーズたっぷり)・オリーブ・カキの缶詰・はまぐりと彩り野菜のレンジ蒸しなど、たくさんのおつまみとワインをマッチさせてみました。特に最初に飲んだ苺のワインスパークリングは料理にもデザートにも合って、幅広く楽しめたのでおすすめです。
生ハムメロンの代わりに苺へ生ハムを巻いてみたところ、適度な甘さと塩味のマッチが最高!桃のワインとの相性も抜群でした。
ぜひ、家族の団らんとして宅花見を試してみてくださいね。見た目も鮮やかなワインはSNS映えにもなるので、宅花見のお供にぴったりです。
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
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