ワイン初心者でも飲みやすい甘口のスパークリングワインは、同じ甘口でも産地や品種によって異なるニュアンスを楽しめるのが特長です。
今回は、そんな甘口スパークリングワインの魅力や一緒に楽しめる料理について紹介します。
目次
甘口スパークリングワインは初心者でも楽しめることが魅力!
甘口のスパークリングワインは、口当たりがよいため初心者の方でも飲みやすい点が魅力です。辛口との違いは、ワインに含まれるブドウの糖分やアルコール度数にあります。
甘口のスパークリングワインは、ブドウ果汁に含まれる糖分が発酵し、アルコールになった時点で発酵を止めて造られるものです。
そのため、糖分が多く残って甘い口当たりになるうえに、辛口ワインと比べてアルコール度数が低いものが多く、強いお酒が苦手な人にも飲みやすいという特長があります。
アルコール度数が低く、軽めでさっぱりといただける甘口のスパークリングワインは、食前酒として楽しめるのも魅力です。
食前酒(アペリティフ)については、以下の記事で詳しく解説しています。
「アペリティフとは?フランスのワインを楽しむ素敵な習慣」
甘口のスパークリングワインであれば、デザートやアフタヌーンティーと一緒に楽しむこともできます。
甘口スパークリングワインは料理に合わせて選ぼう!
ここからは、甘口スパークリングワインに合う、おすすめの料理を紹介します。料理ごとに合うワインも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
パスタと合わせる!
甘口スパークリングワインをパスタに合わせるのであれば、魚介もしくは鶏肉を使用したホワイトソース系や、卵を使用したカルボナーラなどがおすすめです。
ほのかに甘く柔らかなワインの風味が、卵やホワイトソースの甘味やコクとよく合い、バランスのとれた組み合わせになります。
おすすめの甘口スパークリングワインはこちら。
・マルティーニ アスティ・スプマンテ(参考小売価格:オープン価格)
モスカート・ビアンコ種100%で造られており、フルーティーでさわやかな味わいが特長の世界1位の販売量を誇るワインです。
※2019年1~12月販売量において世界No.1 DOCGアスティ・スプマンテ(IWSR社)
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
チキンと合わせる!
甘口スパークリングワインは、チキンを使った料理にもよく合います。誕生日やパーティーのメニューにぴったりのローストチキンや鶏のトマトクリーム煮などがおすすめです。
ローストチキンの甘辛い照り焼きソースやトマトクリームの甘味や旨味、ほのかな酸味が、ほんのり甘く柔らかなワインの風味とマッチする組み合わせになります。
おすすめの甘口スパークリングワインはこちら。
・マルティーニ ロゼ・スプマンテ(参考小売価格:税抜1,378円)
豊かなアロマとさわやかさを併せもち、華やかな味わいが特長のロゼスパークリングワインです。誕生日や記念日、ホームパーティーなどの気軽なパーティーで楽しんでみてはいかがでしょうか。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
タルトと合わせる!
甘口スパークリングワインは、タルトとの相性も抜群です。タルトに使用される具材はクリームやフルーツ、チーズなど種類も豊富にあるため、タルトの甘味に合わせてスパークリングワインをチョイスすると良いでしょう。
おすすめの甘口スパークリングワインはこちら。
・M.シャプティエ クレレット・ド・ディー メトード アンセストラル ビオ(参考小売価格:税抜2,400円)
繊細な泡とマンゴーのような香りが特長的な甘口スパークリングワイン。
マスカルポーネチーズを使ったタルトやブランマンジェ、旬の果実を使用したコンポートなどといったデザートとの相性が抜群です。
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
ケーキとスパークリングワインの組み合わせについては、以下の記事でも紹介しています。
「ケーキはスパークリングワインと一緒に。各ケーキとの組み合わせをご紹介」
【代表格と品種】知識を付けてワインを選んでみよう!
甘口のスパークリングワインにも多くの銘柄があり、自分のお気に入りの1本を探したり、料理に合わせてワインを変えたりと、様々な楽しみ方があります。
甘口のスパークリングワインの代表格や品種の特長を知識として知っておくことで、さらに深くワインを楽しめるようになるのではないでしょうか。
ここからは、甘口スパークリングワインの代表格として知られている銘柄と有名なブドウの品種について紹介します。
甘口スパークリングワインの代表格
甘口スパークリングワインの代表格として知られているワインの種類について、ご紹介します。
モスカート・ダスティ
モスカート・ダスティは、微発泡でアルコール度数が低めなワインのため、強いお酒が苦手な方にもぴったりです。マスカットのフレッシュな味わいが楽しめます。
サッポロで扱っているモスカート・ダスティはこちら
ランブルスコ
ランブルスコは、イタリアを代表する赤のスパークリングワインです。
赤のスパークリングワインが中心ですが、白やロゼの種類もあり、味も甘口から辛口まで幅広くあります。好みやその日の気分に合わせてチョイスできるのも魅力です。
甘口のランブルスコでアルコール度数は8%前後、辛口のランブルスコでは11%前後です。
サッポロで扱っているランブルスコ ロッソはこちら
ランブルスコについて、詳しくはこちらのページで解説しています。
「赤いスパークリングワイン・ランブルスコを楽しく飲むコツ」
アスティ・スプマンテ
アスティ・スプマンテは、白のスパークリングワインです。イタリアでは定番のワインであり、華やかな香りと甘味を楽しむことができます。
モスカート・ビアンコ種のブドウから造られるアスティ・スプマンテは、アルコール度数が比較的低く、さわやかでフルーティーな味わいが特長です。
サッポロで扱っているアスティ・スプマンテはこちら
代表的なブドウ品種
甘口スパークリングワインに使用されるブドウの品種や、それぞれの特長について紹介します。
モスカート
モスカートは、ギリシャ原産のブドウ品種で英語では「マスカット」、フランス語では「ミュスカ」と呼ばれています。
バラのような甘いフローラル系の香りが特長で、白ワインから赤ワインまで幅広いワインの原料として使用されています。
モスカートについては、以下の記事をチェックしてみてください。
「ブドウ品種「モスカート」の味わいや香りを知って楽しく味わおう」
リースリング
リースリングはドイツ原産のブドウ品種で、甘口から辛口まで幅広いワインに使用されています。
リンゴを思わせる上品な香りと繊細な味わいが特長で、しっかりと酸味が感じられるため、脂肪分の少ないあっさりした料理との組み合わせが抜群です。和食にも合うワインとして日本でも人気があります。
甘口ワインとして造られるリースリングのワインは、さっぱりしているため甘口ワインが飲みたい、でも甘すぎるのは苦手な方におすすめの品種です。
リースリングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
「ドイツワインでおなじみのリースリング種の産地や特長」
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
甘口スパークリングワインは、食前酒やデザートに合うものから、パーティーメニューや和食に合うものまで様々です。
「しっかりした甘さが好み」「上品な香りを楽しみたい」「料理と一緒にさっぱり飲めるものが良い」など、好みや気分に合わせて選択できるのも甘口スパークリングワインの魅力ではないでしょうか。
甘口のスパークリングワインの購入はこちら
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