ワインとフルーツで作る「サングリア」。今回は、初心者におすすめのロゼ/スパークリングでのサングリアのおいしい飲み方、サングリアに合うフルーツ、おすすめの作り方をご紹介していきます。
目次
サングリアとは?
サングリアとは、ワインにさまざまなフルーツやシナモンなどを加えて作るスペイン生まれのお酒のことをいいます。フルーツのおいしさがワインに馴染んだ、ほんのり甘くてフルーティーな味わいが特長です。そんなサングリアといえば赤ワイン・白ワインが定番というイメージが強いのではないでしょうか?
ところが、より手軽で飲みやすいものから挑戦したい方には、むしろスパークリングワインやロゼワインで作るサングリアもおすすめなのです!どちらも酸味のあるフルーツとよく合い、見た目もおしゃれに楽しめます。作り方は、赤ワイン・白ワインのサングリアと同じ、好きなフルーツをカットしてワインに入れるだけ!
なお、こちらでは、ロゼやスパークリングを使ったサングリアのレシピを紹介しています。赤ワイン・白ワインを使った定番サングリアのレシピも公開中。詳しくはこちら。
サングリアに合うワイン
まずは、主役のワイン選び。ここでは、サングリアにおすすめのロゼワインとスパークリングワインの特徴と、飲みやすく手軽にお試しいただける銘柄を選びました。ぜひ試してみてください。
ロゼワイン
ロゼワインには、辛口と甘口とがありますが、サングリアを作るときにおすすめなのは辛口のロゼです。微かな渋味を感じるロゼワインを使うことで、フルーツの味わいを引きだすことができます。
・ベリンジャー カリフォルニア・ホワイト・ジンファンデル
(参考小売価格:税抜1,208円)
鮮やかなピンクの色が魅力的なロゼワイン。飲みやすくバランスのとれた酸味に、豊かな果実の香りが楽しめます。
スパークリングワイン
サングリアにピッタリなのは、微発泡のスパークリングワインです。ほのかな炭酸とフルーツの酸味とで、さわやかなサングリアを作ることができます。
・[イエローテイル] モスカート
(参考小売価格:税抜 880円)
微発泡でフルーティーなマスカットの風味が楽しめるやや甘口の白ワイン。アルコール分7.5%と一般的な白ワインよりも低めのアルコールで、ワイン初心者でも飲みやすいアイテムです。
サングリアに合うフルーツ
サングリアのワイン選びが終わったら、次はフルーツを選びます。ここでは、ロゼワイン、スパークリングワインそれぞれのサングリアにおすすめのフルーツを紹介します。
ロゼワインに合うおすすめフルーツ
ロゼワインのサングリアにピッタリのフルーツは、イチゴ、リンゴ、桃などの赤い果実。グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類ともよく合いますよ。
スパークリングワインに合うおすすめフルーツ
スパークリングワインに合うおすすめのフルーツは、酸味のあるフルーツです。レモンやライム、オレンジ、グレープフルーツといった柑橘系のフルーツや、イチゴやキウイなどがよく合います。
ロゼワインのサングリアレシピ
〇ロゼワイン&ベリー系のフルーツとリキュール
材料(4人分)
ロゼワイン(750ml) 1本
ラズベリーリキュール 100ml
炭酸水 300ml
レモン(スライス) 6枚
ライム(スライス) 6枚
ミント 12枚くらい
イチゴもしくはラズベリー 16個
氷 適量
作り方
1.イチゴは半分にカットする。
2.イチゴとレモン、ライムをピッチャーに入れる。
3.ロゼワイン、ラズベリーリキュール、炭酸水、氷を入れて、軽く混ぜる。
4.ミントを浮かべて、できあがり。
〇ロゼワイン&シナモン
材料(1.2Lピッチャー分)
ロゼワイン(750ml) 1本
フルーツミックス缶(400g程度) 1缶
炭酸水 適量
シナモン 適量
ミント 適量
作り方
1.ピッチャーにフルーツ缶の中身をシロップごと入れる。
2.ロゼワイン、炭酸水を注ぎ、シナモンを加える。
3.ミントを浮かべて、できあがり。
(甘口のロゼワインを使う場合は、缶詰のシロップの量を減らして、甘さを調節してください。)
スパークリングワインのサングリアレシピ
〇スパークリングワイン&酸味のあるフルーツ
材料(1人分)
スパークリングワイン 100ml
オレンジジュース 100ml
作り方
1.オレンジジュースをグラスに注ぐ。
2.同量のスパークリングワインを注ぎ、混ぜる。
スパークリングワインとオレンジジュースは、どちらも冷やしておきましょう。オレンジジュースを、グレープフルーツなどに変えてもおいしくいただけます。
〇スパークリングワイン&定番フルーツに隠し味
材料(1人分)
スパークリングワイン 120ml
お好みの柑橘の果汁(オレンジ、グレープフルーツなど) 30ml
オレンジピール 適量
飾り用のローズマリー 適量
オレンジビターズ(なくても可) 2滴ほど
作り方
1.オレンジピールをそぎ、グラスのふちに軽くこすりつけて香りを移す。(ピールはグラスの中に入れる)
2.グラスに柑橘の果汁を入れ、スパークリングワインを注ぐ。
3.あればオレンジビターズを少量振り、ローズマリーを入れてできあがり。
さわやかな柑橘と、ローズマリーの香りが清々しいカクテルに。
サングリアを作るときの注意点
サングリアを作る際に注意すべきは、「作り置きできない」ということです。味や質の問題だけではなく、日本国内では酒税法に違反する恐れがあります。 ここで「梅酒を作っている家庭は多いのに、大丈夫なの?」という疑問を持った方は多いのではないでしょうか。家庭で楽しむ場合に限り、以下の条件のもとであればお酒に手を加えることは違法ではありません。
・アルコール度数20度以上のお酒を使用する(果実酒用のホワイトリカーなど)
・家庭でのみ楽しむ
ただし、加えてはいけないものもありますので、詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
(国税庁HP:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm)(外部サイトにリンクします)
ワインは高いアルコール度数のものでも13~14度程度。そのため、梅酒で使用するホワイトリカーのように、気軽に果実を長期間漬け込むことはできません。もし漬け込んでしまうと、新たなワインを醸造(無免許製造)することになってしまいます。 サングリアを作る際は、発酵してしまわないよう、飲む前に果実とワインを合わせましょう。うっかり残って容器の中で発酵させてしまった、という事態にも注意が必要です。 直前に混ぜても、フルーツの酸味とワインの味わいはしっかり楽しめるように仕上がりますので、安心してお楽しみください。
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
フルーツとワインさえ用意すれば作れるサングリア。 ベースとなるワインに何を使うか、どんなフルーツを選ぶかで、いろんなアレンジを楽しめるのも魅力です。 見た目が華やかなので、ホームパーティーなどにも活躍すること間違いなし。普段あまりワインを飲まないという人にも、きっとお楽しみいただけるでしょう。
■今回ご紹介したワインの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
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