一般的には、赤ワインに合うのが肉料理、魚料理に合うのが白ワインとされていますが、ロゼワインにはどんな料理を合わせるべきか、わからない方も多いでしょう。ここでは、ロゼワインのペアリングについて解説します。ロゼワインによく合う料理のレシピもご紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
そもそもロゼワインとは?
赤ワインでも白ワインでもない、美しいピンク色のロゼワイン。ロゼは、フランス語でバラ色を意味します。
ロマンチックなバラの雰囲気とマッチするロゼワインは、赤ワインと白ワインのいいとこ取りをしたようなワイン。クセが強くないので、ワイン初心者にも飲みやすいワインといえるでしょう。
赤ワインと白ワインを混ぜ合わせたかのような色をしているロゼワインですが、基本的には2種類のワインを混ぜ合わせてつくっているものではありません。
ロゼワイン専用のブドウはありませんが、黒ブドウを使ったり、白ブドウと黒ブドウを混ぜ合わせたりして造られています。
ロゼワインは、かわいらしいピンク色であることから、甘いイメージを持つ人もいるようです。しかし、実際には甘口と辛口とがあるので、好みで選んでいただくことができます。
ロゼワインについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「女子受け間違いナシ!ロゼワインの楽しみ方」
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_wine/
「ロゼスパークリングワインで決まり!楽しみ方とおすすめの料理」
https://wine.sapporobeer.jp/article/it_rose_sparkling_wine/
ロゼワインのペアリングは?
ロゼワインを出す場合、どんな料理と合わせたらいいのでしょうか?
基本的にどんな料理にも合う
ロゼワインは、どんな料理にも合う万能ワイン。肉料理でも魚料理でも合うので、「どのワインにしよう?」と迷ったときはロゼワインを出すといいでしょう。1本でお肉料理にも魚料理にも対応できちゃいます。
しかも、和食、フランス料理、イタリア料理、中華料理など、なんでもOKなので、いろんな料理とのマリアージュを楽しむことができます。
色によって合わせる料理を考える
美しいピンク色が特長のロゼワインですが、並べてみると薄いピンクに濃いピンク、赤に近いピンクなど、いろんなカラーバリエーションがあります。
なので、ロゼワインの色によって合わせる料理を考えるのも、ひとつの方法です。
ロゼワイン全般には、生ハムや海老などのピンク色の食材を合わせてみてはいかがでしょうか?
濃い色のロゼワインには、赤身の肉料理などがおすすめです。反対に、淡い色のロゼワインは、前菜やサラダ、魚料理や野菜料理と合わせると、しっくりときます。
辛口・甘口によって合わせる料理を考える
ロゼワインが、辛口か、甘口かでも、合わせる料理に変化を持たせることができます。
・辛口
魚料理、肉料理など、料理のメインディッシュになるようなものとの相性が抜群です。
・甘口
生ハム、フルーツ、スナック、チーズ、スイーツなど、おつまみやデザートに合わせるのがおすすめです。
食前酒に甘口のロゼワイン、メインディッシュに辛口のロゼワインと、両方楽しむのもいいですね。
おすすめの辛口ワイン
・マトゥア リージョナル ピノ・ノワール・ロゼ マルボロ(参考小売価格:税抜2,000円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PN25/
野イチゴやクランベリー、ピーチなどのフレッシュな果実味がたっぷり詰まったロゼワイン。爽やかな飲み心地で、きりっとしたクリスプの味わいを楽しめます。
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おすすめの甘口ワイン
・ベリンジャー カリフォルニア・ホワイト・ジンファンデル(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L280/
鮮やかピンク色に思わず魅了してしまいそうな一本。
フルーティーな味わいで、微かな甘みとキレの良い酸味のバランスがとれています。
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・[イエローテイル]ピンクモスカート(参考小売価格:税抜880円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/G208/
イチゴやシャーベットのような香りが特長的。
アルコール分はわずか7.5%の微発泡ワインなので、食前酒におすすめです。
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ロゼワインに合う料理レシピ
ロゼワインにピッタリのレシピをご紹介しますので、ホームパーティーなどに活用してみてくださいね!
夏にもってこい!
・夏野菜を使ったラザニア
材料(2人分)
なす 3本
ヤングコーン 6本
ズッキーニ 1/2本
オリーブ油 大さじ1
塩 こしょう 少々
ラザニアのパスタ 4枚
モッツァレラチーズ 1個
バター 適量 + 大さじ1
<ミートソース>
牛ひき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個分
セロリ(みじん切り) 1/2本分
にんじん(みじん切り)5cm分
トマト(乱切り) 3個分
にんにく(みじん切り)1片分
赤ワイン(もしくはロゼワインでも可) 200cc
オリーブ油 大さじ2
クミン 小さじ2
塩 小さじ2
こしょう 少々
<ベシャメルソース>
バター 大さじ2
小麦粉 大さじ2
牛乳 400cc
塩 小さじ1
白こしょう 少々
作り方
1.なすとズッキーニは、縦に薄切りにします。フライパンにオリーブ油を中火で熱し、なす、ズッキーニ、ヤングコーンをソテーします。塩、こしょうをふって、しんなりしたら取り出しておきましょう。ラザニアパスタは茹でて、冷水に取ってからざるに上げておきます。モッツァレラチーズは薄切りにしておきましょう。
2.ミートソースをつくります。鍋にオリーブ油、にんにく、クミンを入れて弱火にかけ、クミンの周囲に小さな泡が立ったら中火にします。玉ねぎ、セロリ、にんじんを加えて、色が変わるまで炒めます。牛ひき肉を加えてしっかりと炒め、赤ワインを入れます。半量くらいになるまで煮詰めたら、トマトと塩こしょうを加えて、さらに煮詰めます。水分が少なくなったら、火を止めてください。
3.ベシャメルソースをつくります。フライパンにバターを中火で熱し、溶けたら小麦粉を加えて炒めます。焦がさないように注意しつつ、粉っぽさがなくなってきたら牛乳を加えて、泡立て器などで手早く混ぜます。全体が混ざったら、へらで混ぜながら、塩、白こしょうを加えてとろみがつくまで火にかけます。
4.耐熱皿にバターを塗り、ラザニアパスタ、ミートソース、ベシャメルソース、野菜、モッツァレラの順に1/2量ずつ重ねます。もう一段、同様に重ねたら、仕上げにバターをのせて、200℃に熱したオーブンで20分ほど焼いてできあがりです。
おすすめのロゼワイン
・エム・ド・ミニュティー(参考小売価格:税抜2,000円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/LE73/
くびれのあるシャープなデザインが特長的なロゼワイン。
フレッシュな果実味で、上品な味わいに仕上がっています。
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冬はやっぱり鍋!
・魚介を使ったトマト鍋
材料(2人分)
あさり 300g
ギンダラ 2切れ
有頭海老 4~6尾
ヤリイカ 4はい
玉ねぎ 1個
にんにく 1片
キャベツ 1/4個
マッシュルーム 6個
ニラ 1束
セロリ 1本
トマト 2個
白ワイン(もしくはロゼワインでも可) 100cc
水 100cc
塩 大さじ1
オリーブ油 大さじ4
トマトジュース(無塩) 600cc
固形ブイヨン 2個
粗挽き黒こしょう 少々
作り方
1.あさりは殻をこするようにしてよく洗い、ギンダラは4等分に切ります。ヤリイカは足と内臓を取り除き、輪切りにし、海老は殻が付いたままの状態で背中に切り込みを入れておきます。
2.にんにくは薄切りに、玉ねぎはくし形に切ります。キャベツは食べやすい大きさに切り、セロリは斜め切りにします。トマトも一口大に切ってください。
3.鍋にオリーブ油、にんにく、玉ねぎを入れて中火で炒めます。玉ねぎがしんなりしたら、トマトを加えて手早く炒め合わせ、白ワインを加えます。一度煮立ったら、トマトジュース、水、固形ブイヨン、塩を入れます。再び煮立ったら、1で仕込んだ魚介類、2の残りの野菜、マッシュルームを加えてフタをして、あさりの口が開くまで蒸し煮します。味をみて塩(分量外)を加えてください。好みで、粗挽き黒こしょうとオリーブ油(分量外)をかけていただきます。
おすすめのロゼワイン
・リステル グリ・グラン・ド・グリ(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J827/
サーモンピンクの色合いが印象的でありながらも、爽やかな味わいを持つ辛口のロゼ。どの料理にでも合わせやすい一本となっています。
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時短でできる!
・パプリカのマリネ
材料(3人分)
パプリカ(赤・黄) 各1個
オリーブ油 大さじ1/2
ナンプラー 小さじ2
黒こしょう 少々
作り方
1.パプリカは、魚焼きグリルを使って真っ黒になるまで焼きます。(強火で15分弱程度)
2.パプリカが焼き上がったら、熱いうちに冷水に取り、皮を剥がします。
3.キッチンペーパーなどで水気を拭いて、1cm幅に切ります。小さなボウルなどに入れ、オリーブ油、ナンプラー、黒こしょうをすべて混ぜ、冷蔵庫で冷やします。器に盛って、できあがりです。
おすすめのロゼワイン
・マルケス・デ・リスカル ロサード(参考小売価格:税抜1,500円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/K266/
樹齢15年未満のブドウで造られたアロマティックなロゼワイン。
華やかな風味なので、ちょっぴりリッチな気分が味わえます。
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その他、ロゼワインにおすすめの料理として、以下の記事もご覧ください。
「ワーママなつのおすすめレシピ第三十弾!栄養たっぷり変わり鍋とロゼワインで寒い夜もぽかぽか!」
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_instead_pot/
「ワーママなつのおすすめレシピ第二十三弾!今が旬!夏野菜を使ったおすすめレシピ」
https://wine.sapporobeer.jp/article/summer_vegetables_x_rose/
「ワーママなつのおすすめレシピ第十六弾!レンジで簡単春野菜のレシピとロゼワインで春満喫!」
https://wine.sapporobeer.jp/article/spring_x_rose/
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
どんな料理ともよく合うロゼワインは、いろんなシーンで活躍すること間違いなしです。ワインと料理の組み合わせで迷ったときは、ロゼワインを合わせてみると、しっくりくるでしょう。いろんな料理と組み合わせて、ロゼワインとのマリアージュをお楽しみください。
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