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ロゼワインの色はバリエーションが豊富!表現方法を知っておこう

ロゼワインの魅力のひとつは、華やかな色。オレンジがかったバラ色、サーモンピンク、淡いゴールドなど様々な色があり、一言でロゼワインの色を形容することはできません。今回は、バリエーション豊かなロゼワインの色に焦点を当てて、ロゼワインの魅力に迫っていきます。

ロゼワインの色はバリエーションが豊富!表現方法を知っておこう

ロゼワインの色のバリエーションは豊富!

ロゼワインは、色の表現がバリエーション豊かです。多くの場合、ロゼワインの色は、「ピンク」とか「赤」というような、シンプルに方法で表現されることはありません。

ロゼワインの色を表現するときには、イメージしやすいように、花の色や食べ物の色、動物の色などが使われます。いくつかの例をみていきましょう。

◆花の色
純粋なバラ色、紫がかったバラ色、チェリー色がかったバラ色、オレンジがかったバラ色、えんじがかかったバラ色、牡丹色、紅梅色、芍薬(しゃくやく)のような赤色

◆食べ物の色
あずき色、杏色、サーモンピンク、玉ねぎの皮の色、オレンジ色、ラズベリーの色、サクランボ色、イチゴ色、アプリコット色

◆その他の色
ヤマウズラの目の色、ヴァン・グリ(灰色)、灰色がかった白色、淡い赤色、珊瑚色

ロゼワインの色はどう表現される?

ロゼワインの色はバリエーションが豊富!表現方法を知っておこう

ロゼワインの色をさらに正確に表現するために、花の色や食べ物の色などのロゼの色の表現でよく見かける色に、形容詞をつけることがあります。

形容詞としてよく用いられるのが、濃さ(トーン)や色調を表す形容詞です。淡い・薄い・濃い・深いといった濃さや、明るい・暗いといった色調を用いることで、より正確にロゼワインの色合いを伝えることができます。

濃さ(トーン)や色調を表す形容詞以外にも、美しい、輝きのある、うっとりする、魅力的な、といった形容詞が用いられることも少なくありません。また、強調の形容詞を用いて、やや・かなりといった表現が用いられることもあります。

■覚えておきたい色合いの表現

ロゼワインの色はバリエーションが豊富!表現方法を知っておこうロゼワインの色の説明に、普段使わない名詞が用いられることもあります。代表的なものを挙げておきます。覚えておくと説明を受けたときにイメージがしやすくなるかもしれません。

・グリ:一見深い白ワインや淡いゴールド
(グラスに注ぐとほとんど白ワインに見える色)
・フレッシュピンク:紫がかったピンク色
・オニオンスキン:玉ねぎの茶色い皮のような色
・パステルピンク:少し発色性のあるピンク
・サーモンピンク:サーモンの色合い
・オレンジピンク:夕焼けのようなオレンジ色

■表現の仕方
グリやフレッシュピンクといった色合いの表現は、濃さ+色合いでフレキシブルに表現されることが多くあります。例えば、淡いサーモンピンク、濃いオレンジ、深いフレッシュピンクといった具合です。

ロゼワインの色を正確に観察する方法

ロゼワインの色を観察するには、下に白いナプキンを敷いてからグラスを傾けていくのがポイントです。

楕円形になった色を上から見ることで、ロゼワインの色合いを正確に表現することができるでしょう。

ロゼワインに様々な色があるのはなぜ?

ロゼワインの色はバリエーションが豊富!表現方法を知っておこう

ロゼワインの製法は、果皮に短期間接触させて発酵するマセラシオンやセニエ法・直接圧搾法・混醸法があり、これらの製法の違いによって色の違いが生まれてきます。

混醸法が用いられるのは、ドイツのロートリングなど限られたワインだけです。

果皮に12~36時間だけ接触させて発酵させるか、果皮と接触させずに発酵させるかということがポイントです。

基本的に、果皮に接触させて発酵すればロゼワインは色が濃くなり、果皮と接触させずに発酵させる直接圧搾法で造ったロゼワインは色が淡く、混醸法で造ったロゼワインは、ちょうど中間の色合いになります。

ただし、果皮に接触させて発酵する方法でも、接触させる時間によっても色の濃さは変わるので、一概にどの製法だから色がどうなるかとも言い切れないのがロゼワインの奥深さです。

それぞれの色によって、香りにも特徴があるのがロゼワインの面白いところ。

例えば、色の淡いロゼは、香りが繊細で爽やかですが、色の濃いロゼは、果実感たっぷりの香りで、赤ワインのような渋みやボリュームを感じられます。

ロゼワインの製法について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

ロゼワインは製法で変わる?3つの製法を徹底解説!ttps://wine.sapporobeer.jp/article/rose_process/

サッポロのワインでロゼワインの色を見比べてみよう!

同じロゼワインでも、種類によって色は様々です。せっかくなので、それぞれのロゼワインの色を比較してみましょう。

PD62ギィ・サジェ ロゼ・ダンジュG01外観・濃い色のロゼ
ギィ・サジェ ロゼ・ダンジュ(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PD62/

フランス・ロワール地方のワイナリー、ギィ・サジェ社のロゼ・ダンジュは、フルーティーな香りが楽しめる、微かな甘口のロゼワイン。色は、濃いルビーで、光の当たり方によっては、赤に近い濃いピンクにも見えます。

 

 

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リステル グリ・グラン・ド・グリ・中間のロゼ
リステル グリ・グラン・ド・グリ(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J827/

南フランスモンペリエ近郊に広大な園と最新の設備を導入しているリステル社のグラン・ド・グリは、果実のアロマが豊かな辛口のロゼワイン。色は、淡いグリ(グレー)がかったピンク色をしています。

 

 

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280BGカリフォルニア ホワイトジンファンデル コルクG01外観カリフォルニア・ホワイト・ジンファンデル(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L280/

全米で高い人気を誇るベリンジャー・ヴィンヤーズ社のカリフォルニア・ホワイト・ジンファンデルは、爽やかな酸と微かな甘みが楽しめるロゼワイン。色は、やや濃く、明るさのあるピンク色をしています。

 

 

 

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PN25マトゥア リージョナル ピノ・ノワール・ロゼG01外観マトゥア リージョナル ピノ・ノワール・ロゼ・マルボロ(参考小売価格:税抜2,000円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PN25/

ニュージーランドワイン界に革命をもたらした、マトゥア社のリージョナル ピノ・ノワール・ロゼ・マルボロは、果実味たっぷりで爽やかな、やや辛口のロゼワイン。色は、淡い玉ねぎ色のロゼです。

 

 

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K266MRロサードG01外観・淡い色のロゼ
マルケス・デ・リスカル ロサード(参考小売価格:税抜1,500円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/K266/

国際展示会で数々のグランプリを受賞している、スペイン・リオハ地方のマルケス・デ・リスカル社のロサードは、アロマテックが豊かな、華やかなロゼワイン。色は、明るい玉ねぎ色のロゼです。

 

 

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LE73エム・ド・ミニュティーG01外観シャトー・ミニュティー・エム・ド・ミニュティー(参考小売価格:税抜2,000円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/LE73/

フランス・プロヴァンスワインの名門、シャトー・ミニュティー社のエム・ド・ミニュティーは、果実味があふれるフレッシュな辛口のロゼワイン。色は、かなり淡いグリ(グレー)がかったピンクです。

 

 

 

 

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

ロゼワインの色は、花の色や食べ物の色、動物の色などで表現されることがあり、そこに濃さや色調の形容詞を用いて、色を細かく表現していきます。色の違いで、香りにも違いが出てくるなど、奥が深いロゼワイン。
サッポロのロゼワインで、好みのロゼワインを探してみてください。

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