「辛口のロゼワインはどんな料理とも相性抜群!」って本当なの?ワインオープナーでは「#やってみロゼ!」というテーマでロゼワインと様々な料理との相性を検証しています。今回はクリスマス編。もうじきやってくるクリスマスに向けて、ロゼワインとフライドチキン&ケーキの相性をオンライン飲み会で実践してみました!
目次
#やってみロゼ!クリスマス編 オンライン飲み会で検証!
参加メンバーは、サッポロビールの「#やってみロゼ!」チーム3名とカメラマンの寺田さん、ライターのナカゴミの5人。
“もうすぐクリスマス!”ということで、参加者全員で同じロゼワインとフライドチキン&ケーキを用意し、もはや定番となった「オンライン飲み会」で検証実験をしてみました。
“クリスマス オンラインパーティー”は思った以上に大盛り上がり。ロゼワインとフライドチキン&ケーキの相性を楽しく探求することができました。
今年のクリスマスはワインを揃えて“オンラインパーティー”というのもアリです!
◇第1回 #やってみロゼ!カレー編 オンライン飲み会の記事はこちら
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_curry/
◇第2回 #やってみロゼ!餃子編 オンライン飲み会の記事はこちら
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_dumplings/
#やってみロゼ!クリスマス編 主役のロゼワイン紹介
今回、用意したロゼワインは【#やってみロゼ! 餃子編】でも登場したフランス ガスコーニュ産の「タリケ ロゼ(参考小売価格:税抜1,208円)」です。
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/TX85/
生産者のドメーヌ・タリケは1912年に創業した名門ワイナリー。もともとアルマニャックの創業者として創業したワイナリーですが、1982年に白ワインの生産を開始します。以来、“フランス産白ワインのプロフェッショナル”と称されるなど、世界的に評価の高い生産者として名を馳せています。
◇ドメーヌ・タリケの紹介はこちらの記事をご覧ください。
https://wine.sapporobeer.jp/article/tarike/
「タリケ ロゼ」は、美しいサーモンピンク色が特徴のロゼワイン。4種類のブドウ品種を使用し、果実味とフレッシュさを引き出すために白ワインと全く同じように造られた贅沢なロゼワインです。ヴィーガンにも対応しています。
「タリケ ロゼ」の購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
・「タリケ ロゼ」で乾杯&テイスティング!
各々ワインをグラスに注いだ後に参加者全員「タリケ ロゼ」で乾杯!あらためて、このワインをテイスティングしてみました。
・色合い
美しいピンク色の外観。サーモンピンクの美しい外観でありながら、プロヴァンスのロゼより濃い色合いが魅力的です。
「クリスマスにぴったりな赤っぽいピンク色が魅力的ですね。」というコメントもありました。
・香り
いちごなどのベリー系の香り、バラなどフローラルな香り。華やかな香りですが、奥にスパイシーなニュアンスを感じるところもポイント。果実味が主体ながら、繊細さも感じさせるフランス製のロゼワインらしい仕上がりではないでしょうか。
・味わい
口当たりが良く引っかかりのないバランス抜群の味わい。果実味がしっかりと感じられながら、南半球産のワインのような果実味主体というよりは、酸味とのバランスもよくフランスらしいエレガントな印象です。
「ワイングラスの底のぴちぴちとした爽やか発泡に白ワイン以上のコクのある味わいが、幅広い食べ物に合いそうなイメージ。」というコメントも。
果実味と酸味、コク、余韻…。このロゼワインのテイスティングに関しては参加者全員、「バランスが良い」という意見で一致しました。
検証!ロゼワインとフライドチキン&ショートケーキを合わせてみた
同じフライドチキンといちごのショートケーキを用意して検証してみました。
スパイスの効いたフライドチキン、生クリームたっぷりのいちごのショートケーキ…。ロゼワインと合わせてみると…面白い結果となりました!
■フライドチキン×ロゼワイン
クリスマスの定番、フライドチキン。
ロゼワインとチキン自体の相性は抜群ですが、揚げられている上に表面に複雑な味付けが施されているフライドチキンは合うのでしょうか。
さっそく合わせてみたところ、まずメンバー全員が「これは、合う!!」と一言。
「フライドチキンの脂っぽさをロゼワインが流してくれる。」
「辛口のロゼワインの酸味がいきいきしている感じとフライドチキンの脂が合うのに加え、〈タリケ ロゼ〉は余韻が長いので後味でまとまる大人っぽいマリアージュになっていると思います!」
さらに、クリスマスといえば“スパークリングワイン”のイメージながら、メンバー揃って“辛口のロゼワインの方が良いのでは?”という意見に。
「以前、クリスマスに甘口のワインを購入してフライドチキンと合わせたんですがワインの甘さがどうしても勝ってしまいイマイチだったんですよね…。ただ、辛口のロゼだとフライドチキンの味わいを邪魔せずしっかりとまとまりますね。」というメンバーも。
ちなみに、フライドチキンにレモンをかけたり、コショウをかけたりしてアレンジするとさらに相性向上。
フライドチキンの脂っぽさをさっぱりさせるためにレモン&コショウをプラスしたい方は、間違いなく辛口ロゼワインとのペアリングがおすすめです!
【フライドチキン×辛口ロゼワインの検証結果・・・☆☆☆】
■いちごのショートケーキ×ロゼワイン
続いて、いちごのショートケーキとロゼワインのペアリング。
クリスマスカラーの「赤×緑」とロゼワインのピンク色は相性バッチリですが、クリスマスの定番ショートケーキとの組み合わせはどうでしょうか…!?
「いちごの風味とロゼワインがバッチリ!互いに美味しさを高め合いますね。」
「ベリーのニュアンスがあるロゼワインなので、フルーツ自体と相性が良くていいですね。後味がベリー系の風味で口の中がまとまる感じです。」
「タリケ ロゼ」の生産者もいちごとロゼワインの組み合わせがおすすめと伝えているそうで、その言葉の意味が実際に食べ合わせて理解することができました。
ただし、メンバーからはこんな意見も。
「生クリームたっぷりといった甘さが主体のケーキよりも、フルーツ主体のケーキの方がより良い相性になりそうです。」
「いちごたっぷりのタルトだったらタルト生地のナッツ感やクリスピーな感じと、〈タリケ ロゼ〉が合うかもしれませんね。」
たしかに、いちごがメインのスイーツだとだとより相性がよい可能性があります。
【いちごのショートケーキ×辛口ロゼワインの検証結果・・・☆+☆半分】
■いちごのタルトはタリケ ロゼに合う!!
翌日、思い切って「イチゴのタルト」とタリケ ロゼの組み合わせを個人的に検証してみました。
いちごのショートケーキは生クリームたっぷりのケーキ。そのため、検証用の「いちごのタルト」はクリーム少なめでイチゴがかなりたくさん載っているタイプを用意しました。
タルト生地のほんのりとした塩味とサクサク感・香ばしさに アーモンドクリームのコクがプラスされて相性抜群…!メンバーで話し合った通り、最高の相性となりました。
甘さ主体のケーキであれば甘口のロゼワイン、フルーツメインのケーキであれば「タリケ ロゼ」のような辛口のロゼワインと使い分けると面白いかもしれませんね。
【いちごのタルト×辛口ロゼワインの検証結果・・・☆☆☆】
結果まとめ クリスマスはロゼワインという新しい選択!
クリスマスといえば、多くの方がスパークリングワインをチョイスしたくなるイベントでしょう。
しかし、今回フライドチキンやいちごのショートケーキの相性を検証しながら参加者と議論した結果、「クリスマスこそロゼワイン!」という意見で一致しました。
フライドチキンやいちごのショートケーキとの相性の良さはもちろんですが、そのほかの理由がこちら…
★スパークリングワイン抜栓の緊張がなくお手軽!
★スクリューキャップが多く、飲みきらなくても翌日に使える!
★辛口のロゼワインならオードブルなど幅広い料理に合わせやすい!
★ロゼワインがクリスマスカラーにぴったりとマッチする!
今回は、「タリケ ロゼ」で検証を行いましたが、参加者全員で“辛口・甘口”など様々なロゼワインを用意すると華やかさが高まるだけでなく、ペアリングの幅が広がって面白いかもしれません。
今年のクリスマスは、ロゼワインで盛り上がってみてはいかがでしょうか!?
#やってみロゼ!クリスマス編 ロゼワインの購入はこちら
#やってみロゼ!フライドチキン&いちごのショートケーキ編 ロゼワインの購入はこちら(外部サイトにリンクします)
#やってみロゼ!で発信してみよう
ワインオープナーは、日本にロゼワインブームを作り出したい!と考えてロゼワインの情報発信に力を入れています。理由は単純で、本当にロゼワインって美味しいから!もっとその魅力を知ってほしいから!です。
日本では、“ロゼは甘口”というイメージが先行していますが、世界的にはロゼワインは辛口が主流で、その色合いや味わいも多様です。さらにロゼワインは、“どんな食事とも合う!”という特徴もあります。
みなさんも「#やってみロゼ!」でロゼワインの魅力を発信頂けると励みになります。1人ロゼでもカップルロゼでもやってみロゼ会の様子でも構いません。「#やってみロゼ!」発信であなたもチーム「#やってみロゼ!」の一員です!
◇第1回 #やってみロゼ!カレー編 オンライン飲み会の記事はこちら
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_curry/
◇第2回 #やってみロゼ!餃子編 オンライン飲み会の記事はこちら
https://wine.sapporobeer.jp/article/rose_dumplings/
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
■ライター <ナカゴミコウイチ>
神出鬼没のフリーライター。ワイン関連のネタを中心に、酒類全般の取材やコラムを執筆中。数多くの酒類関係者へのインタビュー取材を担当しつつ、取材のない日は大好きな猫と一緒に引きこもり。
ブログ https://note.com/nakagomiwine1
■カメラマン <寺田 智伸>
東京・北千住のフォトスタジオ Dahlia et Papillon(ダリア・エ・パピヨン)のフォトグラファー。ソムリエ((一社)日本ソムリエ協会認定)、チーズプロフェッショナル(NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定)。ワインのみならず食を理解したディレクションが持ち味。
フォトスタジオ Dahlia et Papillon
https://dahliaetpapillon.tokyo/