ドイツワインでおなじみのリースリング種の産地や特長

白ワインに使われるブドウの一種、リースリング種は、ドイツを代表するワイン用ブドウのひとつです。
ドイツのみならず世界各地で愛されているブドウ品種で、アメリカでは2008年からほぼ毎年夏に『Summer of Riesling(サマー オブ リースリング)』というリースリング種を主体にしたイベントも開催されています。
リースリング種は様々な季節やシーンにマッチする白ワインです。その魅力について、特長や合う料理を中心にご紹介します!

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ドイツワインでおなじみのリースリング種の産地や特長

リースリングの特長

リースリング種は白ワイン用に栽培される白ブドウの一種です。白ワインは主に白ブドウやグリ系の品種で造られます。(一部、黒ブドウを使用する場合もあります)

白ワイン用の白ブドウと言えば、誰もが思い浮かべるのがシャルドネ種ではないでしょうか。フランス原産のシャルドネ種は世界的に最も人気が高い白ブドウですが、実はリースリング種も世界各地で栽培されています。

シャルドネ種は「白ワインの女王」とも呼ばれています。リースリング種も負けず劣らず高貴さを感じさせてくれるブドウです。高級な白ワインの醸造にも用いられることがあり、フランスのシャルドネ種に対抗する存在としてドイツのリースリング種をあげる方は少なくありません。

まずはリースリング種の特長について、3つの視点でご紹介します。

ドイツで主に栽培されている高貴品種

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リースリング種は、ドイツのラインガウ地方が原産地の白ブドウです。ちなみに、似たような名前をもつリースリング・イタリコ(ヴェルシュリースリング種)とはDNA上の関係はいっさいありません。

その歴史は古く、15世紀の資料にはすでにリースリング種に関する記述がされています。18世紀に入るとドイツでは大量に高品質の苗木が植樹され、生産量増加にともない貴腐ワインの醸造が行われるようになりました。ヨハニスベルク城にて遅摘み法(ブドウの収穫時期を遅らせ、果実の糖分を高める方法)が発見されたのも、この時期です。

やがてリースリング種が名実ともに高貴な白ブドウ品種であると認められた後、20世紀後半には品質重視で収穫量を抑えた栽培方法が主流となりました。

最大の魅力は、極甘口から辛口まで幅広く醸造できるバラエティの豊富さです。味わいも繊細でエレガントな印象を与えるものはもちろん、ボリュームをしっかりと感じられます。

冷涼な地域で本領発揮する

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リースリング種の果皮は黄緑色をしており、房が小さく、果実は小粒に実ります。冷涼な地域で本領を発揮する品種で、以下のような特性があります。

・耐寒性に優れている
・生育が難しいが収量の増加には強い
・高品質な実を多くつける
・栽培地ごとに異なる印象のワインができる
・長期熟成に向いている

世界各地に点在するワイン生産地の中でも、北側に位置するドイツで広く栽培されていることからも分かるとおり、非常に耐寒性が高い品種です。

ただし生育が難しく、世界各地で栽培されているにも関わらず総生産量は決して多くありません。生育に成功すれば、多少収量を増やしても変わらず高品質な実をつけてくれるメリットももっています。

このような特性から、たびたびライバルと言われることもあるシャルドネ種に比べると、栽培される地域が限定される品種です。土地の風土や環境をよく反映する多様性に富んだ部分は、シャルドネ種と似ています。

リースリング種は、ほかのブドウ品種以上の長期熟成能力を持っていることでも有名です。アルコール度数が低い傾向にある甘口のワインであっても、20~30年(長い場合は50年や100年ほど)の長期熟成に耐えることができます。

アロマティックで繊細な香りが特長的

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香りはアロマティックな性質をもち、樽での香味付けを必要としません。栽培地によって多少異なりますが、白い花や洋梨を思わせる華やかな香りは、まさに高貴の名に相応しい印象です。

どの甘さ・辛さでも、シャープでしっかりとした酸や透明感のある果実味が共通しています。また、石油香(ペトロール香)と呼ばれる独特の香りもリースリング種の特長です。オイリーでどこか昔のビニール人形を思わせるニュアンスは、産地の違いなどで強弱の差はあれど、リースリング種のワインすべてに感じられます。

前述した石油香(ペトロール香)は熟成されたものほど強く感じるため、初めてリースリング種のワインを味わう方は、若いワインから試してみることをおすすめします。(産地によっては若いワインでも石油香を感じる場合があります)

リースリング種の主な産地

環境を選ぶ気難しいリースリング種ですが、ドイツ以外でも栽培されています。ここでは、リースリング種の主な産地のうち、4つをご紹介します。
栽培地の特長が現れやすいため、それぞれのワインの傾向についてもまとめました。ぜひ、リースリング種を使ったワイン選びの参考にしてみてくださいね!

ドイツワインでおなじみのリースリング種の産地や特長

■ドイツ

ラインガウ地方のほか、モーゼル地方もドイツのリースリング産地として有名です。ドイツは世界中のリースリング産地のうち、実に6割にもおよぶ栽培面積を有しています。
ラインガウ地方のブドウで造られたワインは最高級品とされ、力強さを感じる味わいの中に、エレガントさも感じます。栽培されたリースリング種のブドウは桃の風味が強く、重厚感のある果実に育つことが大きな特長です。

モーゼル地方は正反対の繊細さが特長で、透明感のあるワインに仕上がります。ラインガウの桃の香りに対し、モーゼルで栽培されたリースリングはリンゴや洋梨、花を思わせるフルーティで華やかな印象の香りが個性的です。

リースリングというと甘口を想像する方も多いかもしれませんね。近年は辛口も注目されており、古い歴史を持つドイツでも、甘口から辛口まで様々なワインが楽しめるようになりました。

■フランス

ライン川流域にあるアルザス地方は、隣接するドイツの影響を色濃く受けており、フランスワインというよりもドイツワインに近い文化が残っている地域です。

そんなアルザス地方で、19世紀後半あたりからリースリング種は栽培されるようになりました。冷涼ながら雨が少なく、安定した気候が栽培に適しており、現在はアルザス地方で栽培されるワイン用ブドウの代表的な存在です。

アルザス産の特長はミネラル感が強く出るということ、白い花を思わせる香りによるエレガントさにあります。

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■アメリカ

ワシントン州とニューヨーク州が有名なリースリング産地です。オフドライ(半辛口)タイプのほか、甘口や辛口のワインも楽しめます。

ニューヨークでは1950年代に栽培が始まりましたが、爆発的な人気が出たのは2000年代に入ってから。そのきっかけのひとつが、ニューヨークのとあるバーの店主兼ソムリエが発起人となった『Summer of Riesling』です。

店内のグラスワインでの提供をリースリング種のワインのみにする、というイベントで、ニューヨーカーたちの「リースリングは甘口」という固定概念を壊しました。リースリングの魅力を多くの方に知ってもらう試みとして、今や世界各地で行われています。

■オーストラリア

クレア・バレーとエデン(イーデン)・バレーが、上質なリースリング種の生産地として知られています。また、他のオーストラリアの地方よりも高い標高と降雨量を持つアデレード・ヒルズも、多くの栽培品種の中にリースリング種が含まれており、銘醸地のひとつです。

オーストラリアで作られるリースリング種のワインは、寒暖差の大きな気候に鍛えられたからか、力強いボディが特長的です。

味わいはどこか上品さを感じる辛口で、ライムや石油香が広がります。特にその香りは、他の産地以上に芳しいと高い評価を得ています。

リースリングを使ったおすすめのワインと相性の良い料理

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甘口から辛口まで豊富にあり、香りについても多様な表情で楽しませてくれるリースリング種。産地ごとの特長も異なるからこそ、中華や洋食、和食など、どんな料理とも合わせやすいのが魅力です。

ここでは、おすすめの各国のリースリング種を使用したワインと、マリアージュを楽しんでほしい料理をご紹介します。ぜひ一度試してみてくださいね!

■ドイツ

【おすすめ白ワイン20選】透明な色にくぎづけ。白ワインの洗練された魅力に迫る!

ラングート ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A(参考小売価格:税抜1,150円:やや甘口)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/F733/index.html

ツェラー村に伝わる「おいしいワインを黒猫が教えてくれた」という 伝説にちなんだラベルと商品名が可愛らしい一本。桃を思わせる香りに リースリングならではの酸味が、親しみやすい口あたりに仕上げています。
おすすめの料理は甘酸っぱい中華料理。たとえば、酢豚なら食べ応えもあって
ワインのまろやかな甘さにぴったりです。

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【おすすめ白ワイン20選】透明な色にくぎづけ。白ワインの洗練された魅力に迫る!

ビオマニア<オーガニック> ドイツ リースリング(参考小売価格:税抜860円:辛口)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/TW70/

製法にもこだわりたい方は、できる限り自然のままの製法で作られるビオワイン(自然派ワイン)はいかがでしょうか。ワインマニアのために世界中から厳選したビオワインをお届けするビオマニアシリーズの、ドイツ発ワインです。

なグレープフルーツの香りですが、ひとたび口に含むと、広がるのはまろやかで優しい果実味です。豊かなミネラル感もあり、最後には穏やかな酸味が心地良く後味を残します。

刺身や天ぷらなど、素材の味を楽しむ料理がおすすめです。塩味の焼き鳥や、ポン酢でいただくしゃぶしゃぶも素敵なマリアージュを味わわせてくれるでしょう。

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■オーストラリア

LH95[イエローテイル]リースリングG01外観

[イエローテイル] リースリング(参考小売価格:税抜1,007円:やや辛口)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/LH95/index.html

ミネラル感がしっかり存在する一本。シトラスのフレッシュな香りの中に、 華やかさを思わせるフローラルな印象が広がります。

さっぱりした料理を合わせるなら、この[イエローテイル]リースリング。
白身の焼き魚や天ぷらなどの和食とも相性抜群です。

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ピーター・レーマン・ワインズ エデンヴァレー・リースリング・ポートレート(参考小売価格:税抜2,200円:やや辛口)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/LC00/index.html

キュッと引き締められる辛口ですが、エレガントさも忘れていないのが特長。
摘みたてのライムやりんごを思わせる香りと酸味は、2~3年熟成させると、 はちみつのような濃厚さを増します。

和食をはじめ中華料理とも合わせやすく、おすすめは鶏肉と
カシューナッツ炒めです。ぜひマリアージュを楽しんでみてください。

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ペンフォールズ クヌンガヒル オータムリースリング

ペンフォールズ クヌンガ・ヒル・オータム・リースリング(参考小売価格:税抜2,800円:やや甘口)
http://www.sapporobeer.jp/product/wine/MN38/index.html

ちょっとした贅沢にぴったりなペンフォールズ
クヌンガ・ヒル・オータム・リースリングは、ラベルの可愛らしさも
パーティーの場におすすめ。レモンバスソルトやトラミネールの
スパイシーな香りと、ピンクローズのキュートで上品な香り。

甘味と酸味のバランスが絶妙で、ワインの初心者にも飲みやすいのが特長です。
天ぷらなど和食のあっさりした味にもよく合います。

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

リースリング種は古い歴史を持つワイン用ブドウ品種のうちのひとつ。代表的な産地は、原産国でもあるドイツのラインガウ地方です。
従来は甘口のワインをイメージする人が多かったのですが、近年は辛口で高品質なワインも多く、産地ごとの特長とともに多様性を増しています。
初心者にも飲みやすいアルコール度数なので、ぜひお気に入りの産地やワイナリーのアイテムを見つけてくださいね。

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