ピザと一緒にワインを楽しみたいという場合、どのようなワインを合わせるのが正解かご存じですか?実は、どのようなピザを選ぶかで組み合わせるべきワインは異なります。今回は、ピザの種類別にぴったりのワインの選び方をご紹介していきます。
目次
ピザとワインの組み合わせがおすすめな理由
ホームパーティーなどでもお馴染みのピザは、ワインと組み合わせていただくのがおすすめです。
なぜなら、ピザに使われているチーズは、ワインのおつまみの定番でもあるように、ワインとの相性が抜群!チーズのまろやかさとワインがよく合います。
ただし、チーズとワインにも種類によって相性があるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://wine.sapporobeer.jp/article/cheese_wine/
他にもピザとワインの組み合わせがおすすめな理由として、ピザ生地とワインとの相性が良いという点も挙げられます。
ピザ生地にはほどよい塩味があるので、白ワインやスパークリングワインにぴったりです。生地の焼き加減でも合わせるワインは少し変わってきて、生地に焦げ目などの香ばしさが加わると、白ワインでも少し重めのものとの相性が良くなります。
ピザは、生地とチーズのほかにソースや肉などの具材が加わりますが、お肉でこってりした口の中を、ワインの渋みや酸味がリセットしてくれるので一緒に合わせることがおすすめなんです。
ピザの種類をベースとなるソースの味で分けると、トマトソース系とそれ以外(オイルベースやクリームベースなど)に分類できます。
ここからは、それぞれのピザの種類に合ったワインの選び方をご紹介していきます。
トマトを使ったピザに合うワイン
ピザに使われているトマトソースは、トマトの酸味を基本に甘みなども感じられます。そのため、トマトソースだけで言えば、軽めの赤ワイン、ロゼワインなどによく合うものの、トッピングによっては、マッチするワインが変わってくるので注意しましょう。
チーズ、お肉、魚介、野菜、ハーブが加わった時に、全体としてどの要素が強く感じられるかによって、合わせるワインを決めるのが上級者の選び方です。
トマトソース系のピザの代表的なものと言えば、マルゲリータ。たっぷりのバジルとチーズ、トマトなど素材を活かしたマルゲリータには、口当たりの軽い白ワインやロゼ、サングリアといった組み合わせも面白いですよ。
■おすすめワイン
・リステル グリ・グラン・ド・グリ(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J827/
美しいサーモンピンクが特長のロゼワインが、トマトソースの赤みとマッチします。フルーティーなアロマの香りを持ちつつ辛口の味わいは、チーズや魚介類、ハム・ソーセージなどのトッピングにもぴったり。よく冷やしていただきましょう!
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オイルベースに合うワイン
オイルベースのソースを使ったピザにおすすめなのは、シンプルな味わいを損ねない白ワインや繊細な泡が特長的なスパークリングワイン。
トマトソース系と同様に、トッピングによって合わせるワインを変えるのがポイントです。
■おすすめワイン
ラブレ・ロワ シャブリ(参考小売価格:税抜2,900円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/T866/
南仏ブルゴーニュのシャルドネ種を使ってつくられた美しい黄金色が特長の白ワイン。シャブリ特有の素敵な芳香をお楽しみください。キレ味の良い、すっきりとした辛口の白ワインなので、特に魚介がトッピングのピザにおすすめです。
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チーズが主役のピザに合うワイン
ピザに欠かせないチーズ。チーズにも種類がたくさんあり、日本でも代表的なモッツァレラチーズをはじめ、パルミジャーノ・ゴルゴンゾーラチーズ・リコッタチーズなど多種多様に楽しめます!
チーズの種類や、ワインとの組み合わせについてはこちらでも紹介していますので、参考にしてみてください。
https://wine.sapporobeer.jp/article/cheese_wine/
チーズが主役のピザは、チーズの種類によって合わせるワインを変えるのが正解です。モッツァレラなどの軽いチーズ、プロセスチーズなどの濃い味によって合うワインが変わります。
たとえば、クセのないモッツァレラであれば、フルーティーな白ワインやシャンパンなどとマッチしますが、カマンベールなどは渋みのある赤ワインとよく合います。ゴルゴンゾーラなどクセの強いブルーチーズは、甘口の貴腐ワインとの相性が抜群です。
さらに、バジルなどのハーブとの掛け合わせがあると、爽やかな白ワインとの相性が良くなります。
はちみつをかけるのが定番のクワトロフォルマッジピザには、やや辛口のスパークリングや白ワインをペアリングしてみましょう。
いろんなチーズのピザを試して、お気に入りの組み合わせを見つけてみてください。
■おすすめワイン
・ドメーヌ・タリケ タリケ クラシック(参考小売価格:税抜1,000円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PH39/
花やトロピカルフルーツの甘い香りとやや辛口のキリッとした味わいが心地よい白ワイン。モッツァレラなどのフレッシュなチーズが主役のピザにぴったりです。
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サラミやビーフなど肉が主役のピザに合うワイン
基本的には赤ワインと相性が良いものの、タンニンの強いフルボディのワインは避けた方が良いでしょう。果実味たっぷりの新世界のワイン(オーストラリア、アメリカ、チリなど)であれば、ミディアムボディでもOKです。
お肉がスパイシー系の味、または柔らかな味かで合わせるワインを変えましょう。
スパイシーならテンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどがよく合います。柔らかな味なら、メルローやしっかりとした味わいのロゼワインと合わせるのがおすすめです。
サラミなど肉の油分が多いピザや、香辛料などが効いたスパイシーな味付けのピザは、ロゼのスパークリングワインとの相性が抜群!お肉の油分を細やかな泡が包み込んで、口の中をすっきりとさせてくれます。
実は、赤ワインに多く含まれるタンニンの成分と、トマトの酸味とは味の相性が良くありません。フルボディの赤ワインを合わせると、ピザの味がワインに支配されてしまいます。
ただし、お肉と赤ワインの相性は良いので、トマトソースを使っていないお肉系のピザや、醤油ベースの和風のピザには、軽めの口当たりの赤ワインをセレクトしてみてください。
■おすすめワイン
・シェンク・イタリアーカポラボーロ キャンティ(参考小売価格:オープン価格)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PW59/
スパイシーな香りと適度な酸味を楽しめるミディアムボディの赤ワイン。ミートソースや赤身の肉料理全般によく合うので、肉が主役のピザと組み合わせるのにおすすめです。
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魚介が主役のピザに合うワイン
魚介が主役のピザは、白ワインやスパークリングワインと合わせていただきましょう。
ハーブたっぷりであればソーヴィニヨン・ブラン。チーズの要素が強ければ、シャルドネで樽の香りが感じられるものを選べば間違いありません。軽やかなロゼワインでもOKです。
■おすすめワイン
・べリンジャー カリフォルニア・ソーヴィニヨン・ブラン(参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L279/
爽やかな、酸味のあるパッションフルーツや柑橘類の味わいが特長の辛口白ワインです。魚介がトッピングのピザのときに、ぜひ組み合わせてみてください。
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野菜が主役のピザに合うワイン
じゃがいも、きのこ、なす、コーンなど、野菜をトッピングしたピザにも色んなものがあります。
基本的には味を柔らかくするので、白ワインとの相性が良くなりますが、複雑さも感じたいならロゼワインと合わせても良いでしょう。
■おすすめワイン
・マルケス・デ・リスカル ロサード(参考小売価格:税抜1,500円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/K266/
アロマの香りと華麗な風味が特長の辛口ロゼワイン。数々の賞に輝くワインを製造してきたリスカル社のロゼワインをお試しください。
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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
フルボディの赤ワインをピザに合わせるのは難しいものの、軽やかな赤ワインであれば口の中の油分をリセットしてくれるので、肉が主役のピザなどに合わせてみましょう。白・ロゼ・スパークリングのワインは、比較的どんなピザとも合わせやすいのでおすすめです。
生地・味のベース・トッピングの掛け合わせが楽しめるピザ。日本のピザの種類は豊富なので、どの要素が強いかで合うワインを予想してみましょう。実際に試して、ペアリングを楽しんでみてください。どれにするか迷ったら、何にでも合わせやすいロゼワインという選択肢もありです。
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