ジンジャーエールやコーラで割るだけ！
まずは簡単ワインカクテルをお試しあれ

キャンプやBBQでワインをそのまま飲むのも美味しいですが、ワインをジュースなどで割るとアルコール度数が低くなって飲みやすくなります。また、ベースにするワインがアウトドア料理を代表する肉料理全般と相性がいい点も、アウトドアでワインカクテルが支持される理由のひとつ。「オペレーター」や「カリモーチョ」といったワインカクテルはワインを炭酸飲料で割るだけなので、とても手軽に作ることができます。

キャンプならではのグリル工程を取り入れた
焼きフルーツを使ったワインカクテル

オペレーターやカリモーチョといった定番カクテルももちろんアリですが、今回提案したいのはキャンプやBBQならではのワインカクテル。アウトドアライフプランナーの野あそび夫妻さんが教えてくれたのは、キャンプ初心者にも人気の「焼きフルーツ」を使ったレシピです。

「アウトドア調理でお馴染みのフルーツを使って、炭火やコンロなどの熱源があることが前提となるキャンプやBBQならではの『グリル工程』を取り入れたワインカクテルを考えてみました。フルーツを焼いてワインに入れるというアプローチは、アウトドアならではの楽しみ方ではないでしょうか」と青木達也さん。

一方、奥様の江梨子さんも「フルーツをグリルすると、驚くほど甘さが増します。お子さんは焼きフルーツ単体をデザートとして楽しむこともできるので、ファミリーキャンプにもおすすめです」と太鼓判！

では早速、野あそび夫妻さんから教えてもらったワインカクテルのレシピを紹介しましょう。

■プロフィール
野あそび夫婦さん

青木達也さん（右）、青木江梨子さん（左）。キャンプと民泊を組み合わせた日本初の施設「キャンプ民泊NONIWA（https://noniwa.jp/　外部サイトにリンクします）」オーナー。暮らしとアウトドアのお店「GRID（https://grid-outdoor.com/　外部サイトにリンクします）」を昨年オープンした。キャンプインストラクターの資格を有し、アウトドアライフプランナーとして様々な外あそびを提案している。

赤ワインと焼きパイナップルのカクテル

パイナップルとレモンの酸味で、肉料理を食べて脂っこくなった口の中もすっきり。食中酒として提案したいワインカクテルです。パイナップルを焼いて余分な水分を飛ばすことで、パイナップル自体の甘さもワインの中で引き立ちます。

■材料

■作り方

①パイナップルの両面を、軽く焦げ目がつくまで弱火で焼く。

②焦げ目がついたらパイナップルをダイスカットし、冷ましておく。

③グラスに氷、パイナップル、赤ワイン、リンゴジュース、炭酸水を入れて混ぜ合わせ、カットレモンを添えて完成。

※残ったパイナップル缶のシロップは、ジンジャーエールで割ると美味しい。

白ワインと焼きバナナのカクテル

オペレーターをベースに、“大人の飲むデザート”としてアレンジ。バナナにシナモンをまぶして焼くことで香ばしさが加わり、甘すぎない大人の味わいに。飲みながらバナナをかじり、口の中で合わせていくという提案です。

■材料

■作り方

①薄く切ったバナナにシナモンを裏表まんべんなくまぶし、焦げ目がつくまで弱火で焼く。

②焦げ目がついたら取り出して冷ましておく。

③グラスに氷、白ワイン、ジンジャーエールを入れて混ぜ合わせ、②のバナナを入れて完成。

キャンプに持参したワインはこちら

うれしいワイン　酸化防止剤無添加　ポリフェノールリッチ（赤）【写真右】
参考小売価格：税抜698円

ペットボトル入りなのでキャンプなどアウトドアでの持ち運びにも重宝する。ポリフェノールをリッチに含んだ酸化防止剤無添加ワインで、華やかな香りとコクがありカクテル向き。

［イエローテイル］ピュアブライト　シャルドネ【写真左】
参考小売価格：税抜1,015円

［イエローテイル］の美味しさはそのままに、アルコール分を低減させた「25%アルコールオフ」のワイン。スクリューキャップ式なので、ワインオープナーを使わずに抜栓できる点がアウトドア向き。

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。