寒い日には、温かいホットワインを飲んでみてませんか?「ただワインを温めただけ」と思われている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
ホットワインとは、ワインにフルーツやスパイスを加えて温めたもののこと。ヨーロッパのクリスマスでは定番とされている飲み物です。
今回は、簡単に作れるホットワインのレシピをご紹介します!一緒に楽しめるおすすめのおつまみも紹介していますので、ぜひご自宅で楽しんでみてくださいね。
目次
自宅で作れる!ホットワインの簡単レシピ
ホットワインのレシピは、作る人やお店によって様々です。
使われる主なスパイスはシナモン、クローブ、スターアニスの3種類ですが、別のスパイスやフルーツが使われていることももちろんあります。
ご自身の好みや使うワインの味わいに合わせて選んでみると良いでしょう。
ここからは、自宅でも簡単に作れるホットワインのレシピとおすすめのワインをご紹介します。
赤ワインで作るホットワイン
赤ワインを使ってホットワインを楽しむなら、まずは試して欲しいのがホットワインレモネード。
以下の材料を耐熱カップに入れて、レンジ(600W)で30秒ほど温めるだけです。
※電子レンジの性能により仕上がりが異なることが御座いますので温かさは調整してみてください。
材料
赤ワイン 60ml
お湯 90ml
レモン汁 大さじ1
はちみつ 大さじ1
紅茶がお好きな方であれば、ヒマラヤンシェルパティーもおすすめ。ヒマラヤ登山をサポートするシェルパ(荷物の運搬や案内などをする人)が好んで飲むというお手軽ホットワインです。
作り方はとても簡単。赤ワイン90mlに、煮出した紅茶30mlを注ぐだけで出来上がります。
■ホットワインにおすすめの赤ワイン
・うれしいワイン 酸化防止剤無添加(赤)(参考小売価格:税抜507円)
ブドウが本来もっている自然のおいしさを活かした、酸化防止剤無添加ワイン。バランスが良くすっきりとした味わいと柔らかな飲み口が特長で、日常的に楽しむワインにぴったりです。
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・アンテッラ ピノ・ノワール(参考小売価格:税抜908円)
自社ブドウのピノ・ノワール種を100%使用。ベリー系の果実味と程良い酸味をもち、複雑でドライな味わいが特長のワインです。
ブランド名の「アンテッラ」は「伝統的な土地」を意味します。ワイン文化を何世紀にもわたって育んできたイタリアの土地のことで、ラベルは一目でイタリアワインと分かる街並みのデザインです。
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白ワインで作るホットワイン
白ワインを使うなら、はちみつしょうが風味のホットワインがおすすめ。
材料は、以下のものを用意します。
材料
白ワイン 180ml
はちみつ 適量
チューブのおろししょうが 小さじ1/4
白ワイン180mlをレンジ(600W)で30秒ほど温め、チューブタイプのおろししょうが、はちみつを適量加えるだけです。好みで洋梨を加えてもおいしいですよ。
また白ワインはリンゴともよく合います。すり下ろしたリンゴ1/4個を鍋に入れ、火にかけたら白ワイン120mlを加えましょう。
温まったらクッキングペーパーなどでこして出来上がりです。
■ホットワインにおすすめの白ワイン
・ズッカルディ セリエ・ア トロンテス(参考小売価格:税抜1,508円)
フルーティーなワインで、ホットワインとよく合います。
使われている品種は、トロンテス。モスカート(マスカット)を片親にもっており、シトラス、オレンジピールなどフルーティーでフローラルなニュアンスが強く感じられます。
ホットワインを作る時は、フルーツがよく合うでしょう。
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・マルケス・デ・リスカル ブランコ(参考小売価格:税抜1,508円)
辛口で柑橘系フルーツやハーブなどの香りが特長のワイン。豊富な果実味とやさしい香りが感じられます。
フレッシュ&フルーティーなこのワインなら、清涼感のあるすっきりとしたホットワインを楽しめます。
ホットワイン定番のジンジャーに、お好みではちみつ(アカシアのはちみつがおすすめ)を入れると、ワインの香りが引き立って芳醇な味わいになります。
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・[イエローテイル] シャルドネ(参考小売価格:税抜1,015円)
豊かでまろやかなトーストの香りと果実味を味わえる辛口白ワイン。ホットワインにすると、果実味が豊かでフルーティーな味わいへ生まれ変わります。
味見をしながら、はちみつは少なめに加えて、ジンジャーやお好きなフルーツを入れてお楽しみください。
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ホットワインのお供に!合うおつまみ
ホットワインを作るなら、それに合うおつまみもぜひ用意してみてください。おすすめはこちらの3つです。
チョコレート
チョコレートは特に赤ワインを使ったホットワインにぴったり。
どちらも若干の渋味と滑らかな口当たり同士の組み合わせで、びっくりするほどよく合います。
チョコレートケーキやアイスクリーム、ミルクチョコレート、ジャンドゥーヤなどがおすすめです。
シュトーレン
ホットワインがよく飲まれているヨーロッパ、その中でもドイツのクリスマス定番菓子として有名なシュトーレンは、ホットワインのお供にピッタリ合います。
近年は日本でもよく見かけるようになり、クリスマスシーズンには手に入りやすくなるでしょう。
シュトーレンだけでなく、イタリアのクリスマス定番菓子パネトーネやパンドーロともよく合います。
どちらも種類によって味わいが違いますが、定番のスパイスやドライフルーツを使ったものが特におすすめです。
ソーセージの盛り合わせ
ホットワインがよく飲まれているクリスマスマーケットでの定番料理、ソーセージの盛り合わせ。
ちょっとしたおつまみはもちろん、パーティの一品としてもおすすめです。
ハーブやスパイスを使ったものなどいろいろなソーセージをそろえてみると、違った組み合わせで違った味わいが感じられます。
ホットワインはこんな時に飲みたい!
寒い時期にぴったりのホットワインは、本場ドイツではクリスマスマーケットで好まれている飲み物です。
クリスマスパーティーに華を添える飲み物として準備すれば、本場のクリスマスマーケットの気分が味わえるかもしれません。
フルーツを使って見た目にこだわってみたり、おしゃれなカップを使ったりするのもおすすめです。
もっとホットワインを楽しむためのマメ知識!
ホットワインに関するちょっとした知識を知っておくと、よりおいしく楽しめるようになります。
ホットワインは中世から飲まれていた
ホットワインの歴史をたどると、中世にまでさかのぼります。この頃には、すでにワインに香辛料を入れて飲まれていたといわれているのです。
基本的なホットワインのレシピは、昔から変わっていないようです。
各国で飲まれている
ヨーロッパのクリスマス定番の飲み物であるホットワインですが、ヨーロッパだけでなく世界各国でも好まれています。
それぞれの国で呼び方が異なるのも特長で、例えばフランスのアルザス地方では「グリューワイン」、英語では「モルドワイン」などと呼ばれます。
近年は日本でも認知が広がってきていて、ホットワインの名を聞くことが多くなりました。
慣れてきたら自分好みにアレンジしてみよう
基本的なレシピはあるものの、自分の好みで楽しめるのがホットワインの魅力です。
スパイスではなくフルーツを使って飲む人もたくさんいます。
慣れない方やスパイスが苦手な方は、まずはハチミツや柑橘系のフルーツを多めに入れてみると飲みやすくなるのでおすすめですよ。
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
まとめ
寒い日に楽しみたいホットワイン。ワインの種類や加えるスパイス、フルーツの組み合わせで様々な味わいが楽しめます。
簡単なレシピなら材料を混ぜて温めるだけで作れるので、まずは家にあるもので試してみるのもおすすめです。
ぴったりなおつまみも用意して、ぜひ今年の冬はご自宅でホットワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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