CULTURE

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

フランス南部に位置するプロヴァンス地方は、フランスで最も歴史のあるワインの産地として有名です。プロヴァンス地方は、世界でも有数のロゼワイン産地で、その実力は、ロゼと言えばプロヴァンスと言われるほど。

ここでは、そのロゼワインで有名なプロヴァンス地方の中でも、コート・ド・プロヴァンスの「クリュ・クラッセ」に格付けされている名門ワイナリー、「ミニュティー」の魅力について解説します。

ミニュティーと一緒に楽しめる、おすすめの料理もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

プロヴァンスのロゼ・ミニュティーの魅力

プレミアム ロゼワインのトップブランド、ミニュティーの魅力を、ワイナリーの特徴と合わせて解説していきます。

ワイナリーの特徴

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

ミニュティーは、祖先であるファネル家から3世代にわたり、コート・ダジュールでワインビジネスを経営している老舗のワイナリーです。フランスで最も大きいロゼワインの産地、コート・ド・プロヴァンスで23しかないClassed Grouwth(クリュ・クラッセ)の一つに認定されたプロヴァンスワインの名門として知られています。

1990年にはフランシスとジャン・エティエンヌが創立者である祖父・ガブリエルの意志を引き継ぎ、ミニュティーのブランドをより急速に発展させていきました。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

ミニュティーが持つブドウ畑は、サン・トロペ湾を見渡せるガッサンとラマチェル村斜面にあり、地中海からのミネラルを含んだ潮風と温暖な気候が、繊細な味のブドウ栽培に適しています。

ミニュティーの繊細で美しいピンクの色合いは、厳しい温度管理と製法のもとに造りあげられています。ブドウ本来の味をより最大限に引き出すために、2009年には最新の技術を備えたボトリング工場が新設され、創業以来からたゆまぬ努力と高い品質を維持してワイン造りに励んでいることがわかります。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

ミニュティーの魅力

プロヴァンス・ロゼの象徴、くびれのある優雅なボトルを初めてデザインしたのが、ミニュティーです。創業から歴史ある老舗のミニュティーですが、決して驕らず、品質管理の徹底と技術の向上に真摯に取り組んできた結果、フランスのロゼワイン市場を先導してきた、まさにロゼワイン界のトップブランドなのです。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

2015年に開催されたカンヌ映画祭では、開催日に合わせてシャトー・ミニュティー281を発売し、話題となりました。

 

プロヴァンスの特徴

ここからは、フランス南部にあるプロヴァンスの特徴について見ていきましょう。プロヴァンス地方の気候や風土が、ワインの栽培にとても適しているという理由も合わせご紹介します。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

ワイン

プロヴァンスではロゼワインの生産が盛んで、フランス国内では生産量ナンバーワンを誇っています。さらに栽培方法は、農薬を使わない有機農法を取り入れているところが多く、安心して飲めるワインが作られます。これは、乾燥している気候が、病原菌の繁殖を抑えているためできる農法といえます。

年間約92万ヘクトリットル以上のワインが生産されているプロヴァンスですが、ほとんどがフランスで消費され、輸出されるのはわずかです。

プロヴァンス地方の主要A.O.Cの中でも、全生産量の95%を占める、
・AOPコート・ド・プロヴァンス
・AOPコト―・デクス・アン・プロヴァンス
・AOPコト―・ヴァロワ・アン・プロヴァンス
という3つのアペラシオンが、三大アペラシオンとして注目されています。

テロワール

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

土壌は、結晶質岩と石灰岩の2つの堆積物から構成されており、痩せた土壌でとても水はけが良いのが特徴です。日照時間も長く、日差しが強いため、土壌の乾燥と相まって、ブドウが熟しやすい気候をしています。

乾燥していて暑いばかりだと、ブドウも弱ってしまいますが、プロヴァンス地方ではさまざまな地方風が吹きます。なかでも、ミストラルと呼ばれる冷たい風が時折吹くことで、夏の暑さを適度に和らげてくれるのです。

このことから、プロヴァンス地方は、まさにブドウ栽培に最適の地域だといえるでしょう。

ブドウ品種

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

プロヴァンス地方では、生産の90%がロゼワインですが、赤ワインや白ワインも生産されています。この地方で作られているブドウ品種を以下にまとめました。

<赤ワイン、ロゼワイン用>
・シラー種…熟成が浅いとやや渋みがあるが、完熟すると濃厚で芳ばしいワインとなる
・サンソー種…主にスペインを原産地としている品種
・ティブラン種…プロヴァンス地方を原産とし、上品で繊細なワインの味わいとなる
・ムールヴェドール種…晩熟タイプで、タンニンの渋みがつよいワインが造られる
・カベルネ・ソーヴィニヨン種…プロヴァンスでの生産量が極めて少ない品種

<白ワイン用>
・ロール(ヴェルメンティーノ)種…イタリアのリグリア州が原産であるが、昔からプロヴァンスで栽培されている品種
・クレレット種…生産量がごくわずかな、プロヴァンス古来の品種
・グルナッシュ・ブラン種…糖度が高いため、甘口ワイン用に造られるブドウ品種
・ソーヴィニヨン・ブラン種…爽やかでエレガントな風味をもつ品種
・セミヨン種…完熟するとコクのある味わいとなるワインに仕上がる
・ユニ・ブラン種…フルーティーで淡い色のあるワインとなる
・ブールブ―ラン・ブラン(ドワイヨン)種…現在、プロヴァンスではあまり栽培されていない品種

ムールヴェドール種は、とくに熟すのが遅く栽培の難しい品種ですが、プロヴァンス地方は、完全に熟すことができる貴重な地域とされています。

 

ミニュティーのロゼワインとおすすめの料理をご紹介

美しい色と、高貴な香りが楽しめるミニュティーのロゼワインと一緒に楽しめるおすすめの料理をご紹介します。ミニュティーのロゼと共に送る、優雅なひとときを楽しみましょう。

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

エム・ド・ミニュティー(参考小売価格:税抜2,008円)

透き通るようなピンクが美しいワインで、プロヴァンスのロゼを代表する ワインといっても過言ではありません。フレッシュで飲みやすい エム・ド・ミニュティーにおすすめの料理は、牛肉のグリルとエビのグリルです。
グリルの香ばしさと一緒に味わってみてください。

 

 

 

 

購入はこちらから(外部サイトにリンクします)

 

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

 

 

シャトー・ミニュティー281(参考小売価格:税抜9,008円)

2015年のカンヌ映画祭が開催されたときに発売された有名なロゼワインです。高貴なボトルに入れられたワインの色はまさに淡いピンクのクリスプロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介タル。エレガントでありながらも、しっかりとした酸味を持ちます。
シャトー・ミニュティー281におすすめの料理は、ホタテ貝のリゾットとエビのグリル、鶏肉の香草焼きです。奥行きのある味わいでバランスの良いワインなので、特別なひとときにおすすめします。

 

 

 

購入はこちらから(外部サイトにリンクします)

 

プロヴァンスのプレミアム ロゼワイン・ミニュティーの魅力をご紹介

※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

高級ロゼワイン、プロヴァンスのミニュティー。一度飲んだら忘れられないフレッシュな味は、あなたをロゼワインの虜に誘います。

暑い夏に最適なロゼワインですが、ミニュティーのロゼは、本物志向の方にこそ飲んで欲しいフランスワインなのです。

ミニュティーのワインの購入はこちら

ご紹介ブランドの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)