金曜日は、週末を心地よく過ごすための準備の日。お気に入りのワインとおいしい食事…、それから、いつものダイニングをちょっと特別な空間にしてくれる、素敵な花の準備も忘れずに。ワインに合わせたおしゃれなブーケの選び方や飾り方を、人気のフラワーショップに伺います。
第4回目のテーマは、クリスマス気分を華やかに盛り上げてくれるスパークリングワイン「オペラ ブリュット」。パリのオペラ座をイメージしたデザインはパーティにぴったり。今回はいつものブーケの提案とは趣向を変えて、季節感たっぷりのリースをご紹介。制作をお願したのはブーケと共に、おしゃれなリースでも知られるフラワーショップ「花屋 Ours (ウルス)」です。
街中もクリスマスムードに包まれてくる時期、お部屋の中にリースを飾ってクリスマスを迎えましょう。もちろん、パーティ当日には、「オペラ ブリュット」を冷やしておくことをお忘れなく。
text WINE OPENER編集部 photo よねくらりょう
今回のワイン「「オペラ ブリュット」」
フレッシュでキレのある飲み心地が魅力のスパーリングワイン「オペラ ブリュット」。パリのオペラ座をイメージした赤とゴールドのデザインは、パーティに華を添えてくれます。こちらを手がけるC.F.G.V. (Compagnie Française des Grands Vins)社は、1909年創業。フランス本国でも高いシェアを誇るスパークリングワインメーカーです。
国内3ヶ所の工場で生産されるC.F.G.V.社のスパークリングワインは、質・量ともに安定感があり、フルーティでエレガントな味わいは、アメリカ、イギリス、ドイツなど世界の60カ国以上に輸出され、幅広い人気を得ています。
今回は艶やかなエチケットの赤からイメージを広げて、シックなクリスマスリースに仕上げました。
オペラ ブリュット
参考小売価格：税抜1,188円
Advice from 「花屋 Ours 」
リースのポイント
・今回は、「オペラ ブリュット」のグリーンのボトルと赤いラベルデザインのクリスマスらしい色味に合わせて、冬の冷たい空気のなかで、緑の実から赤く色づく季節の実物をリースのメイン花材に選びました。
・赤く小さな実は「野薔薇(ノイバラ)」の実、日本の野生バラの品種で、一重咲きの素朴で上品な花と赤い実が美しく、古くから人々に愛されてきました。
・放射線状に実をつけるグリーンの丸くふっくらとした、可愛らしい印象の「山帰来(サンキライ)」の実はクリスマスシーンを暖かく彩る代表的な実物です。ナチュラルな枝の流れはリースを自然体に彩ります。
・生き生きとした緑の葉は、ユーカリのトランペットという品種。いっしょにあしらったユニークな形の実は、トランペットの実の部分です。しっかりした葉はリースに大活躍です。
・ワインと共に自然の実りへの感謝と旬を大切に、美しい瞬間を切り取り形に。そんなクリスマスへの期待感や暖かさを込めたリースです。
お手入れのポイント
・葉物を中心としたリースは、香り豊かなフレッシュリースからドライリースへの変化も楽しみのひとつ。なるべく乾燥した風通しの良い場所での管理がオススメです。一般的に、お花の品質を維持しやすい最適な温度は15度〜17度と言われていますが、難しい場合には暖房があたらない場所に飾るなど、少し涼しい場所で管理すると、フレッシュな状態を少し長く楽しめます。
・今回のリースは魅力的な雰囲気を残しながら、数日から1週間程経過した頃よりドライリースへと変化していきます。1日に一度しっかりとリース全体に霧吹きで水をあげることで、実物のフレッシュな風合いの期間を延ばすことが出来ます。
今回アドバイスをいただいたショップ
花屋 Ours
お店のインスタグラムにはボリュームのある花束やセンスのよいリースの写真が溢れ、独特の世界観を作り上げているフラワーショップ。公式サイトには「季節と共に変化する、旬の美しい草花を紹介する花屋です。日々の生活に心地よく寄り添う花を花が纏う空気と共にお届け致します」と添えられているように、なんともいえない空気感が魅力。店舗は美容院「Anti」の一角にあり、来店は予約制。
https://oursflower.stores.jp/
https://www.instagram.com/ours_flower/
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◎TEL 03-6712-6608
◎東京都港区南青山6-3-14サントロペ南青山2F
◎月金 12:00〜18:00
土日 11:00〜18:00
◎火水木 定休
予約制
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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。
