ファミリア・ズッカルディ社について

ファミリア・ズッカルディ社は自然と向き合い、実直でシンプル、丁寧なワイン造りを心掛けています。

創業は1950年。家族経営のワイナリーです。
もともとは、降雨量の少ないアルゼンチンの農業に貢献する灌漑設備のメーカーだったとか。転機となった1960年代後半、灌漑設備のPRとして果物を栽培しはじめたことから、やがてワインを造る製造業となり、1990年代にはアルゼンチンを代表するワイナリーとして先駆者的存在となりました。

2016年に、芸術的で独創的なプレミアムワイン専用のワイナリーがアンデス山脈の麓に完成。ワイナリー建設にかかる建物や、醸造で使われているタンクの原料（土や石）は、すべてアンデス山脈から調達されたもの。

自然に委ね、造られる彼らのワインは山のワイン（Mountain wine)とも呼ばれています。

ファミリア・ズッカルディ社は9月に発表された“The world’s Best Vineyards Academy”(世界最優秀ワイナリーアカデミー)に於いて、一昨年、昨年に続き、3年連続で世界最優秀賞を授与しています！
この賞は、世界をリードするワイン専門家、ソムリエ、ハイレベルな旅行業界関係者で構成され、ワイナリーの環境、ワイン、料理、スタッフ、評判、アクセスの良さ等、総合的な観点から審査されるものです。

フィンカ・ピエドラ・インフィニタ　2016とは？

ファミリア・ズッカルディ社トップキュベの一つである「ズッカルディ　フィンカ　ピエドラ　インフィニタ　2016」は、出版誌『The Wine Advocate』にて、パーカーポイント100点を獲得したとして、2019年に発表されました。

アルゼンチンワインの銘醸地であるメンドーサ州のウコヴァレーには、標高1,400mの位置に、ズッカルディ社が所有する280ヘクタールの畑が広がっています。アンデス山脈の麓に位置するこのエリアは、息を呑み込むほどの壮絶な景観が広がる場所。

3代目ワインメーカーのセバスチャン・ズッカルディ（当時34歳）は、アンデス山脈の雄大な景観に心を引き付けられ、未開拓のこの地で、無限の力を信じながら、ぶどう栽培に着手しました。 当時は巨大な岩々で埋め尽くされた土地を開墾するところからのスタート。

ぶどうの苗を植え付けるためには、1000台以上のトラックを導入し、一面の岩々を取り除く作業から始まったそうです。日々、一面に広がる岩を見て、彼らは“ピエドラ　インフィニタ（無限の石）”と呼び、これがこの商品のブランド名となりました。

セバスチャン・ズッカルディは、土地の開墾、土壌（岩）の研究を繰り返し、その成分がぶどうにどのような影響を与えるのか、たゆまぬ努力と探求心で、土壌の研究を続けました。

どんな味わい？

セバスチャン・ズッカルディは、アンデス山脈からもたらされるミネラルと、標高の高さから得られる凝縮感あるフレッシュなぶどうをシンプルに表現したワイン造りをモットーにしています。醸造の工程ではぶどう本来の味わい、香りを活かすため、樽の香りが移らないコンクリート樽がメインに。

『フィンカ　ピエドラ　インフィニタ　2016』はアルゼンチンの代表品種であるマルベック100％を使用した濃厚なワイン。グラスに注ぐとテーブルクロスが見えなくなるほど漆黒な色合いをしています。土壌由来のミネラル感と、凝縮されたマルベックの濃厚な味わいが楽しめるそうですが、実はこの商品、あまり味わいの特長について詳細に語られていないんです。

アンデス山脈の自然の恵みをワインで表現しただけ、と言うファミリア・ズッカルディ社の粋な表現でもあるようです。長期熟成型ワインなので、もしも手に入るならば、しばらくセラーで寝かせておきたいものです。

ファミリア・ズッカルディ社のワイン、今後も注目したいワインの一つです。

「ファミリア・ズッカルディ」の公式ブランドサイトはこちら
「ホセ・ズッカルディ 日本公式サイト | ワイン | サッポロビール (sapporobeer.jp)」

「ファミリア・ズッカルディ」ワインの購入はこちら

「ファミリア・ズッカルディ」ワインの購入はこちらから（外部サイトにリンクします）