サッポロビールが誇るプレミアムな日本ワイン「グランポレール」。日本各地のブドウから造られるハイクオリティなワインが人気のブランドです。今回、グランポレールの「スタンダードシリーズ」と自宅で楽しめる手軽な料理との相性を検証。“家飲み”に最適な「スタンダードシリーズ」の魅力をチーフワインメーカーとブランド担当の二人にオンライン飲み会で深掘りしてもらいました!
目次
オンライン飲み会で検証!
グランポレール「スタンダードシリーズ」の検証に参加したのは、グランポレールのチーフワインメーカー 工藤雅義(パソコン画面左)とグランポレールのブランド担当 高久勝典(同右)の二人。
自宅にて、同じグランポレール「スタンダードシリーズ」のワインと気軽にお取り寄せできる食材で食事を用意してもらい、その相性などを検証してもらいました。
グランポレールを知り尽くす二人だけに、どのようなコメントが出てくるか楽しみです!
◆グランポレールの公式サイトはこちら
https://www.sapporobeer.jp/wine/gp/
グランポレール「スタンダードシリーズ」について
検証に利用するグランポレール「スタンダードシリーズ」のワインですが、そもそもどのような特徴があるシリーズなのでしょうか。
―――グランポレールのブランド担当 高久勝典(以下高久)
「グランポレールの『スタンダードシリーズ』は、産地の個性を表現して造られた、1,200円から2,000円未満のお手頃な価格帯のシリーズです。合わせる料理を選ばず、日常的に親しめるラインアップが揃っています。」
親しみやすく合わせる料理を選ばない、お手頃な価格帯…。これこそ、“家飲みワイン”の必須条件!さっそく、二人にその魅力を伝えていただきましょう。
主役のワインを紹介!
今回、用意したグランポレール「スタンダードシリーズ」のワインは3種類。
・グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング
・グランポレール 余市ケルナー
・グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-
まず、この3種類のワインをテイスティングしていただきました。
グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング
―――グランポレールのチーフワインメーカー 工藤雅義(以下工藤)
「グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリングは、山形県産のデラウェア主体のスパークリングワインで、600mlです。ガス気圧は2気圧で、5気圧のシャンパーニュと比較するとお腹にたまらず、ちょうど飲みきれるサイズ感というところも魅力の1つですね。リンゴの香り、甘すぎず酸がしっかりとあります。甘すぎても辛口過ぎても飲み疲れてしまうので、ちょうどよいバランスのワインだと思います。」
ーーー高久
「馴染みのあるブドウらしい香りを感じます。華やかでみずみずしさもあります。とても繊細な泡で口当たりもソフト…。香りは甘いのですが、飲むときれいな酸味が先にきて後味に優しい甘みを感じます。デラウェアのスパークリングワインでこの価格帯のものはなかなかないので、おすすめですね。」
グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング (参考小売価格:税抜1,200円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/TN80/
購入はこちら(外部サイトにリンクします)
グランポレール 余市ケルナー
―――工藤
「北海道余市産のケルナー種のブドウを使用しているので、しっかりとした酸が特徴的です。若干甘みを残しながらも、酸がちゃんとあるのでバランスがいい。オレンジの皮の部分のような柑橘系の香りがありますね。若い頃のフレッシュな感じもいいですが、熟成していくとドイツ系品種らしいペトロール香(重油のような香り)も出てきます。これは、上質なワインの証拠です。」
―――高久
「レモンを思わせる柑橘系の香りに透明感のあるピュアな印象。ペトロール香も少しあり、熟成しても楽しめることを物語っていますね。工藤さんのおっしゃるように、北海道産のケルナー種のブドウなので酸がしっかりあり、後味に甘みを感じ飲みやすい。この価格帯で熟成も可能というところも魅力ではないでしょうか。」
グランポレール 余市ケルナー(参考小売価格:税抜1,900円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/MF47/
購入はこちら(外部サイトにリンクします)
グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-
―――工藤
「山梨県産のマスカット・ベーリーA主体の赤ワインです。酸も十分にあり、味わいのバランスも良い。軽いタイプなので、私たちが日常的に食べている和食やライトな料理と合わせやすいと思います。ちなみに、軽いタイプのワインなので12度から14度に冷やしてもいいですね。今回、私も冷蔵庫で冷やしました。これからの季節、冷やしても美味しくいただけると思いますよ。」
―――高久
「マスカット・ベーリーAらしいチャーミングなストロベリー系の香りに、綿菓子や黒糖といった香りも感じます。渋みが少なく、軽く柔らかな飲み心地が特徴ですね。和食など複雑すぎない食事に合わせやすい印象です。最初は辛口なのですが、余韻に甘みを感じるところはほかのワインとも共通します。ワインを普段飲み馴れていない方でも、飲みやすい赤ワインだと思います。」
グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA- (参考小売価格:税抜1,500円)
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/PZ68/
購入はこちら(外部サイトにリンクします)
検証!グランポレール「スタンダードシリーズ」と料理との相性
「スタンダードシリーズ」の3種のワインに合わせて、ご自宅で手軽に楽しめる料理を用意しました。
・焼餃子 × グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング
・ポテトサラダ × グランポレール 余市ケルナー
・鴨鍋 × グランポレール 余市ケルナー
・やきとん × グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-
お取り寄せやコンビニエンスストア、スーパーで購入できるものばかり。家飲みにぴったりな料理と3種のワインとの相性はどうなのか、さっそく実践していただきました。
焼餃子 × グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング
―――高久
「すごく合います!スパークリングの泡のテクスチャー(食感などをあらわす言葉)と餃子のパリパリ感がマッチしますね。クセのないシンプルな焼餃子で試していますが、肉と野菜のうまみ、お酢と醤油のタレとデラウェアの酸味が合います。グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリングの酸味が焼き餃子の脂感を切るという意味でも抜群の組み合わせではないでしょうか。」
―――工藤
「グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリングの味わいと焼餃子の強さのバランスがいいですね。また、私も高久さんとまったく同じ意見で、スパークリングの泡と焼餃子のパリパリ感が合うと思います。お酢の酸味とワインの酸味を合わせるという意味でもいいですが、食感を合わせるという意味でも良い組み合わせではないでしょうか。」
ポテトサラダ×グランポレール 余市ケルナー
―――工藤
「僕は、手造りのポテトサラダを用意しました。この甘みとケルナーの酸味がばっちり合いますね。いや…これは、言うこと無しのペアリングですよ。ポテトサラダはワインに合わせやすい万能な料理ですので、ほかのワインでも合わせやすいと思います。」
―――高久
「僕はスーパーで購入してきたポテトサラダです。きゅうりが入っていますが、ケルナーから感じる若干の青っぽい要素が同調していい感じですね。マヨネーズの酸味とケルナーの酸味もマッチして美味しく食べられます。北海道の男爵いもを使ったポテトサラダだったら、さらによい相性を示したかもしれません!」
鴨鍋× グランポレール 余市ケルナー
―――工藤
「お取り寄せした今回の鴨鍋ですが、ゆずが入っています。そのゆずの風味とケルナーの柑橘のニュアンスが合いますね。ただ、柚子胡椒だと辛いので強すぎるかもしれません。ゆず風味の鍋であれば鶏の水炊きや湯豆腐など、幅広い鍋料理に合わせられるのではないでしょうか。」
―――高久
「鴨鍋のだしには、塩味やうまみなど和食の特徴がとじこめられています。ケルナーの甘みと酸味が、だしの塩味と補完しあってばっちり合いますね。また、つみれや鴨肉から出るオイリーな感じがペトロール香ともマッチしています。だしの風味を酸で流す…という意味でも、なかなかおすすめの組み合わせです。」
【お取り寄せした食材のご紹介】
・鴨づくし鍋セット 4,698円(税込)
株式会社鳥藤:明治40年創業、築地で鶏の仲卸を生業とし、3店舗の飲食店様を経営する鳥藤の幅広いラインアップの中でも特に人気なのが贅沢な鴨づくし鍋セット。調理も簡単で、スープは余すところなく飲みたくなる絶品の味わいです。
https://www.toritoh.com/(外部サイトにリンクします)
・やきとん×グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 絢-AYA-
―――工藤
「やきとん自体の香りや甘さが、マスカット・ベーリーAの甘さと合いますね。お取り寄せしたやきとんは、ちょっと辛みのある味噌だれが付いていましたが、手軽な甘ダレの焼き鳥などでも合わせやすいと思います。塩味のやきとんや焼き鳥だったら、『グランポレール 余市ケルナー』や『グランポレール エスプリ ド ヴァン ジャポネ 唯-YUI-スパークリング』と組み合わせみてもよいのではないでしょうか。」
―――高久
「マスカット・ベーリーAの甘さが、味噌だれの味噌とみりん、醤油にマッチします。そもそも、豚肉の甘さとの親和性もいいですね。味噌があっても美味しいですが塩こしょうだけでも美味しく合わせられそうです。やきとんがそこまで脂っぽくないので、タンニンが少ないマスカット・ベーリーAとのバランスがいい。柔らかい食感も相性の良さを引き立てていますね。」
【お取り寄せした食材のご紹介】
・かしら・みそだれセット 3,060円(税込)
株式会社ひびき:埼玉県東松山名物ひびき「みそだれやきとり」は、濃い味わいと弾力のある歯ごたえが特長の豚の頭部の肉を使った「かしら」が大人気。モンドセレクション2008年より最高金賞連続受賞中のピリ辛「秘伝のみそだれ」の至高のやきとりです。
http://www.hibiki-shopping.com/(外部サイトにリンクします)
グランポレール「スタンダードシリーズ」は日常的な料理に合う!
検証したのは自宅で手軽に楽しめる料理ばかりでしたが、そのどれもがグランポレール「スタンダードシリーズ」のワインとバッチリよい相性を示しました。
―――工藤
「今回、餃子のようにテクスチャーを合わせるという発見があったのがおもしろかったですね。また、あらためて『スタンダードシリーズ』は幅広い料理に合わせやすいことを感じました。」
―――高久
「複雑すぎないシンプルなワインは、ブドウ本来の個性を生かした味わい。だからこそ、シンプルな家庭料理との相性がとても良いことをあらためて発見できました。日本ワインは、シンプルで飲みやすいので飲み疲れしません。じっくりと自宅で飲むには最適なワインだと思います。」
さらに検証中、“泡はポテトチップスとか味付けが濃くないタコスとかに合いそう!”とか“全体的に味付けしすぎていないシンプルな素材自体と相性がよい”など、さまざまな意見も出てきました。
グランポレールの購入はこちら
ご紹介したアイテムを含むグランポレールの購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
まとめ
グランポレールの「スタンダードシリーズ」は、普段私たちが食べている手軽な料理との相性抜群!難しいことを考えず、「スタンダードシリーズ」ワインとお手軽料理との相性を自宅で楽しんでみてください!
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。