デザートワインって甘いの?種類や選び方、おすすめデザートワインを紹介

デザートワインにはたくさんの魅力がある!おいしい飲み方は?

ワインの種類のひとつであるデザートワイン。“デザート”とつくからには甘くておいしそうなイメージがありますが、「実際のところ、どのワインがデザートワインなのか分からない」という人も少なくないのでは?

そんな方のために、ここではデザートワインとはどんなワインなのか解説していきたいと思います。また相性の良いお料理やおすすめのデザートワインについてもご紹介していきます。

デザートワインとは

デザートワインとは

デザートワインとは一般的には甘口のワインのことを指します。味わいは微かな甘口から濃厚な甘味をもつ極甘口と、バリエーションが豊富です。

デザートワインには明確な定義がないため、国によってデザートワインの基準も異なります。

造り方も多種多様で、糖度の高いブドウを使用したワインもあれば、アルコールの発酵を途中で止めることで糖度を残したワインもあります。

デザートワインに含まれるワインの種類

デザートワインに含まれるワインは、アイスワインや貴腐ワインなど様々です。製法はもちろん、中には収穫するブドウ自体に他にはない特長をもつワインもあります。

この項目では、デザートワインに分類されるワインの主な種類についてご紹介します。

アイスワイン

アイスワイン

ドイツのフランケン地方で誕生したワイン。寒さの厳しい環境で造られるワインで、氷結したブドウを原料としています。

氷結したブドウは、プレスした時に水分が抽出されず、甘味を含んだエキス分だけが絞られるので果汁の濃度が高くなります。そのため甘みや旨みが増し、濃厚なワインができるのです。

甘みと一緒にさわやかな酸味が少し含まれるのが、アイスワインの特長です。

アイスワインは、マイナス7℃以下の気温を数日間越さないといけないなど、厳しい気候条件の下で造られます。そのためとても希少価値が高く、デザートワインの中でも高価なワインとなっています。

貴腐ワイン

貴腐ワイン

貴腐ブドウから造られた高級な白ワイン。完熟したブドウに貴腐菌ボトリティス・シネレアがつくと貴腐ブドウになりますが、このブドウは糖度が高く、芳醇な香りをもつのが特長です。そのため、貴腐ブドウを使ってワインを造ると、甘口で芳醇な香りをもつワインができるのです。

貴腐ブドウができる条件はとても厳しく、貴腐菌がついても完熟していない実だとカビが生えてしまい、完熟した実でも湿度が高い環境だと、腐ってしまいます。

このように貴腐ブドウができる条件は限られているため、貴腐ワインも非常に高価なデザートワインです。

産地によって、アルコール度数に差があります。アルコールの低いものを飲みたい時はドイツやハンガリー産を、高い度数のものを飲みたい時はフランス産のものを探してみてください。

貴腐ワインについて、より詳しく知りたい方は、ぜひ以下のページもチェックしてみてください。
「貴腐ワインが最高級ワインと呼ばれる理由は?極上の甘さの秘密もご紹介」

遅摘みワイン

遅摘みワイン

その名のとおり、一般的な収穫時期よりも遅れて摘み取られたブドウを使用したワインです。ブドウが完熟した後、1~2ヶ月ほどブドウの状態を注視しながら最良の状態になったところで丁寧に摘み取られます。

ブドウの実は遅摘みにすることで水分が蒸発し、エッセンスがギュッと凝縮されます。その高い糖度の果汁によりデザートワインが造られるのです。

遅摘みワインが造られる産地は、以下の5ヶ国が代表的です。

・ドイツ
・フランス
・スペイン
・アメリカ
・チリ

白ブドウと黒ブドウどちらも使用されるため、様々な味わいを楽しむことができます。

酒精強化ワイン

酒精強化ワイン

ワインの醸造中にアルコール度数の高いお酒を加えたものが酒精強化ワインです。ワインと同じくブドウを原料としたブランデーが主に使用されます。シェリー・ポートワイン・マデイラは世界三大酒精強化ワインとして有名です。

・シェリー…スペイン南部に位置する特定の地域のみで造られる
・ポートワイン…ポルトガル北部のドウロ川沿いで造られる
・マデイラ…ポルトガルのマデイラ島で造られる

ブランデーなどを加えるタイミングによって甘さが異なり、甘口と辛口のどちらも販売されています。

デザートワインの選び方

デザートワインの選び方

デザートワインを選ぶ時は、産地を目安とする方法の他にも、味やシチュエーションで選ぶ方法があります。大まかに分けるとデザートワインに分類されるワインの中でも甘さのタイプが異なっていたり、相性の良い料理が異なったりするためです。

どのデザートワインを選べば良いの?と迷っている方へ、「甘さの種類」と「合わせる料理」の2つの目安を紹介します!

甘さの種類で選ぶ

デザートワインと一口にいっても、甘さの種類はそれぞれ異なります。ブドウの品種や収穫時期、醸造方法などワインの味わいを決める要素は多岐にわたるため、様々な甘さを用途や気分に合わせて楽しんでみるのも面白いでしょう。

例えば、濃厚な甘さを楽しみたい時は貴腐ワインなどの極甘口のデザートワインがおすすめです。産地によっては辛口用に使用されている品種のブドウで貴腐ワインを醸造している場合もあり、通常の辛口ワインとは異なる味わいを楽しめます。

飲み応えのある味わいを楽しみたい方は、酒精強化ワインなどのようにアルコール度数が高いデザートワインはいかがでしょうか。ブドウ本来の甘さもしっかりと残しつつ、高いアルコール度数による力強さも楽しむことができます。

料理で選ぶ

シチュエーションごとに最適なデザートワインを選べると、ホームパーティーなどでお客様を招待した時にスマートなおもてなしができそうです。

食後のデザートと一緒に楽しむなら、極甘口ワインがおすすめです。しっかりと冷やした極甘口ワインはケーキなど甘いお菓子と合わせてもおいしく味わえます。ドライフルーツを使用した焼き菓子やブルーチーズなど、甘味と塩味の組み合わせもぜひ試してみてください。

食中にメインディッシュと一緒に飲む場合は、軽めの甘口ワインと合わせると良いでしょう。

デザートワインのおいしい飲み方

せっかくデザートワインを楽しむからには、最高においしい飲み方で味わいたいですね。デザートワインも他のワインと同じく、おいしく飲むためには温度や組み合わせなど、いくつかの重要なポイントがあります。

ここでは、デザートワインの魅力を最大限に引き出すために、おいしく飲むための3つのポイントを紹介します。

おいしく飲むタイミング

デザートワインをおいしく飲むタイミングとして、真っ先にあげられるのが食後です。デザートと一緒に飲むと、ワインとデザートの異なる酸味や甘味が調和して想定外の美味しさに出会えることがあります。独特の甘味をじっくりと味わいたいなら、デザートワインだけで飲むのも良いでしょう。

デザートワインと呼ばれていますが、もちろん食前に味わっても構いません。食前に飲む時は、スッキリとした味に仕上げられた甘口のデザートワインがおすすめです。

おいしく飲む温度

デザートワインは、基本的にしっかりと冷やして飲むタイプのワインです。温度が高いままでは酸味が弱くなり、特有の甘さと相まって重く締まりのない味わいになってしまうため、きちんと冷やしておきましょう。

デザートワインの種類によって多少異なりますが、目安としては4℃~10℃が適温です。冷蔵庫でじっくり冷やす他、氷をたっぷりと入れたワインクーラーで冷やす方法もあります。

開栓後もしばらくはおいしく味わえるため、飲み切れない時は冷蔵庫で保管してくださいね。コルクにラップを巻くと乾燥しにくくなります。

おいしく飲む組み合わせ

料理との組み合わせ方も、デザートワインの魅力を引き出すための重要なポイントです。甘口のためスイーツ系は合わないのでは?と思いがちですが、意外にも甘いデザートとの相性は抜群なのです。

アップルパイなどフルーツをふんだんに使用したデザートや、アイスクリームとぜひ合わせてみてください。チーズや焼き鳥など塩気のあるおつまみや料理とも合うので、特別な日だけではなく、普段の家飲みやリモート飲み会にもデザートワインはおすすめです。

デザートワインに合う料理・おつまみ

デザートワインに合う料理・おつまみ

デザートワインとして飲めるワインには、デザートの他、チーズなどを使った軽めの食事にもよく合います。料理と一緒に楽しんだり食前酒として味わったりすることもできますが、ここではデザートワインと相性の良い、おすすめのデザートとお料理をご紹介します。

冷凍バナナと桃のワインのグラニテ

冷凍バニラと桃のワインのグラ二テ_1

 

フランス発祥の氷菓子「グラニテ」は、味の濃い料理を食べた後の口直しや、暑い日のおやつとしてもぴったりです。似たようなお菓子にソルベがあげられますが、シャリシャリとした食感を楽しみたい方は、グラニテがおすすめです。

作り方は、以下のとおりです。

1.皮をむいたバナナを保存袋に入れる
2.袋の上から平たく潰し、冷凍庫で凍らせる
3.冷凍バナナをミキサーに折り入れる
4.桃のワイン(バナナ2本あたりに2分の1カップ)を加える
5.はちみつ大さじ2を加えてミキサーにかける
6.なめらかになったら、器に盛る
7.桃のワインを軽くかける

甘口の桃のワインとバナナの自然な甘さが混ざり合い、なめらかな舌触りが上品で、とてもおしゃれなデザートです。仕上げにかける桃のワインは、お好みで多めにかけても良いでしょう。

優しい甘味のデザートワインの他、ロゼ系のスパークリングワインともよく合います。

かぼちゃとゴルゴンゾーラのトースター焼き

かぼちゃとゴルゴンゾーラのトースター焼き

ゴルゴンゾーラはイタリアを代表するブルーチーズの一種です。独特の風味にデザートワインの甘味と相性が良く、色鮮やかなかぼちゃと合わせることでテーブルも華やかになります。

かぼちゃとゴルゴンゾーラのトースター焼きは、以下の手順で作ります。

1.種・わたを取ったかぼちゃを1cmの厚さに切る
2.薄切りのベーコンは3cmの長さに、チーズは1cm角に切る
3.耐熱容器にかぼちゃを並べて、600wのレンジで4分加熱する
4.スキレットにかぼちゃを並べ、ベーコンとチーズを散らす
※スキレットとは、鋳鉄製のフライパンのこと。
5.1000wのオーブントースターで5分焼く(600wなら8分20秒、800wなら6分15秒で焼く)
6.チーズが溶けたらオーブンから取り出し、黒コショウを振りかける
7.仕上げにはちみつを適量かける

スキレットがない場合は、トースターで使用できる耐熱容器で代用できます。

梨のコンポート

梨のコンポート

梨のみずみずしい味と、デザートワインの甘さをバランスよく楽しめる料理です。食後でもおいしいですが、食前に食べるスタイルがおすすめです。

梨のコンポートの具体的な手順は、以下のとおりです。

1. 皮と芯を取り除いた梨を8等分のくし切りにする
2. 砂糖・白ワイン・水を鍋に入れて沸騰させる
3. 沸騰した鍋に梨を入れ、強火で5分、中火で15分煮る
4. 粗熱が取れたらレモン汁を加える
5. さらに粗熱が取れたら、ミントを混ぜて冷蔵庫で冷やす

煮込んでいる時は、時々アクを取るのを忘れないように注意してください。食べる時は好みの大きさにカットして、さらにミントを飾るとおしゃれになります。

とろーりチーズのミートソースコロッケ

とろーりチーズのミートソースコロッケ

ミートソースを使用したコロッケとチーズの塩味が、デザートワインの甘味とマッチします。

とろーりチーズのミートソースコロッケを作る時の手順は、以下のとおりです。

1. じゃがいもは皮をむいて4等分に切る
2. じゃがいもを耐熱ボウルに入れて600wのレンジで4分加熱
3. フォークの背でじゃがいもを潰す
4. ミートソース・ナツメグを加え、塩と粗挽き黒コショウで味を調える
5. 8等分(一口サイズくらい)に均等に分ける
6.じゃがいもでチーズを包み小麦粉をまぶす。
7. 粉チーズとパセリを振りかける

使用するチーズは、スライスチーズを半分に切って丸めたもので十分です。じゃがいもをご飯に変えて、ライスコロッケを楽しむこともできます。

おすすめデザートワイン6選

おすすめデザートワイン6選

デザートワインをまずは試してみたいという方のために、おすすめのデザートワインをご紹介します。

ドメーヌ・タリケ プルミエール・グリヴェ(参考小売価格:税抜1,808円)

PH33ドメーヌ・デュ・タリケ・プルミエール・グリヴェG01外観

グロ・マンサン種を使用した極甘口の白ワインです。8℃~10℃が飲み頃となっており、豊かな風味とリッチなニュアンスが魅力の、バランスの取れた味わいを楽しめます。

白身魚のムニエルやフォアグラなど脂肪分たっぷりの料理の他、新鮮なフルーツを使ったデザートともよく合います。

 

 

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M.シャプティエ ビラ オー バニュルス リマージュ(参考小売価格:税抜2,800円)

グルナッシュ種のみを使用した、極甘口の赤ワインです。低めの温度で飲むデザートワインが多い中、こちらは15℃~18℃と若干高めが適温となっています。

アルコールのパワーと糖分のバランスが良く、凝縮したレッドベリーの芳香を放ち、長い余韻を楽しむことができます。フォンダンショコラやガトーショコラなどチョコレート系のデザートをはじめ、ロックフォールやゴルゴンゾーラなどのブルーチーズとみごとな相性をみせてくれます。

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カレッタ モスカート ダスティ (参考小売価格:税抜1,900円)

モスカート ダスティ DOCG

モスカート種を使用した、甘口の微発泡ワインです。6℃~8度と低めの温度にしっかり冷やすと、完熟したブドウの甘さの中にセージやレモンを思わせるさわやかな香りが感じられます。甘くほんのり優しい口当たりは、フルーツやカステラなど甘いものとよく合いますが、、生ハムのような塩気のあるものとも絶妙な相性をみせてくれます。

 

 

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苺のワイン(参考小売価格:税抜696円)

ワインに苺果汁を加えすっきりと飲みやすいテイストに仕上げています。苺の果実を思わせる鮮やかなベリー色と、フレッシュな香りが魅力的です。アルコール分6%。ジューシーで甘酸っぱい風味はワインが苦手な方にもぜひお試しいただきたい1本です。

デザートワインの他、食前酒としてもおすすめです。5~7℃が飲み頃の温度です。

 

 

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グランポレール 長野古里リースリング貴腐(参考小売価格:税抜30,008円)

1C84グランポレール長野古里リースリング貴腐2015G01外観

リースリング種のブドウを使用した貴腐ワインは、非常に高い糖度が特長です。樽熟成によって生まれた黄金色の液色に相応しい、蜂蜜を思わせる香りと濃厚な甘味は、特別な日を彩る一本におすすめです。

10~12度と少し高めの温度が飲み頃で、特製の桐箱入りのためプレゼントとしても適しています。

 

 

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

甘味があってワイン初心者にも飲みやすいデザートワイン。
種類は多く、アイスワインや貴腐ワインのような高価なワインもあれば、1,000円くらいで購入できる安価なワインもあります。ぜひいろいろな種類のデザートワインを試して、お気に入りのものを見つけてみてくださいね!

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