白ワイン用のブドウ品種といえば、シャルドネを真っ先にあげる方は多いのではないでしょうか。今回は、さまざまなシャルドネの白ワインに相性抜群の料理を紹介します。
目次
シャルドネとは?
シャルドネは、ブルゴーニュ地方が原産の白ブドウ品種です。
フランスの二大ワイン産地の一つであるブルゴーニュ地方が誇る、世界でもっとも有名なブドウ品種であり、中世にはすでに盛んに栽培されていました。
現在ではフランスをはじめ、世界各地で栽培されています。
シャルドネを表す言葉として「ニュートラルなブドウ品種」というものがあります。ニュートラルなブドウ品種だからこそ、気候や土壌、醸造法によって味わいや香りが変化します。シャルドネは、栽培された土地や醸造法によって、同じブドウ品種とは思えないほどの変化を見せてくれます。
なお、シャルドネ白ワインについて詳しくはこちらの記事でも解説しています!
シャルドネを使ったおすすめワインと相性の良い料理
シャルドネのワインの中で、おすすめのものをピックアップしてみました。ワイン選びで迷った時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。シャルドネワインと相性の良い料理もご紹介します。
ラブレ・ロワ ブルゴーニュ シャルドネ(フランス/ブルゴーニュ)のペアリング
◇ラブレ・ロワ ブルゴーニュ シャルドネ
(参考小売価格:税抜2,108円)
フランスはブルゴーニュ産の、白い花や柑橘系の果実の香りがふわっと広がる一本。フルーティーでフレッシュな印象の中に、ミネラル香を感じるのが特長です。
合わせるなら、あっさりとした口当たりの料理がおすすめ。フレッシュサラダの他、肉料理なら鶏肉がベスト。お寿司や刺身など新鮮な魚料理にも合うので、和食好きさんへのプレゼントにも最適です。
ラブレ・ロワ シャブリ(フランス/ブルゴーニュ)のペアリング
◇ラブレ・ロワ シャブリ(参考小売価格:税抜2,908円)
こちらは同じブルゴーニュ産でも、さらに北に位置するシャブリ地区で造られたもの。すっきりとした辛口は独特のキレがあり、魚料理だけではなくクリーミーな牡蠣料理との相性が抜群です。
でもやっぱり、シャブリといえば生牡蠣と合わせたいところ。なめらかな生牡蠣とシャブリのマリアージュで、しっかりとミネラル感を味わえます。
テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2008(フランス/シャンパーニュ)のペアリング
◇テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン 2008(参考小売価格:税抜30,000円)
特別な日の食前酒としても愛されるシャンパーニュには、こちらのAOCランクの一本。グレープフルーツのフレッシュな香りの中に、ふっと感じるスパイシーなニュアンス。辛口ながら、きめ細かな泡となめらかな印象で飲みやすいのが魅力です。
チーズと組み合わせた食前酒の他、シーフードをふんだんに使った前菜と合わせるのもおすすめ。
ベリンジャー ファウンダース・エステート シャルドネ(アメリカ/カリフォルニア)のペアリング
◇ベリンジャー ファウンダース・エステート シャルドネ
(参考小売価格:税抜2,008円)
カリフォルニアのシャルドネを楽しむなら、この一本。
リンゴや洋なしのみずみずしい香りの中に、南国の果実が顔を覗かせます。ただフレッシュな印象を与えるだけにとどまらない、どこか芳醇な豊かさをも感じさせる奥深さは、クリーミーな味わいによるもの。
魚介料理の他、肉料理なら鶏肉を合わせましょう。クリーミーでさわやかな口当たりには、ちらし寿司など和食もよく合います。クリームソースのパスタや焼き鳥など、カジュアルな料理ともぜひ合わせてみて。
ほかにもシャルドネ白ワインに合う料理として、私がイチオシしたいのは、きのこ料理!シャルドネの爽やかな味わいときのこの風味がとてもマッチするので、ぜひチャレンジしてはいかがでしょうか?
シャルドネ白ワインに合うきのこ料理については、「ワーママなつのおすすめレシピ第二十七弾!おいしくヘルシーな秋の味覚、きのこ料理を白ワインと一緒に味わおう!」で解説しています。
まとめ
シャルドネは、世界の各地で栽培されており、収穫された地域の気候や土壌の他、発酵方法など作り手によって印象が大きく変わるブドウです。
こちらで紹介したペアリングを参考に、ぜひご家庭でもシャルドネ白ワインと相性の良い料理とともに優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
記事で紹介したワインの購入はこちら
購入はこちらから(外部サイトにリンクします)
※ワインについては、記事掲載時点での情報です。