日米FTAによりカリフォルニアワインの関税が下がる

2020年1月1日に日米間の新たな貿易協定が発効しました。この協定は、日米FTA（Free Trade Agreement）と呼ばれています。

日米FTA発行によって、米国産バルクワインの関税の即時撤廃とボトルワインの関税が段階的に引き下げられ、最終的に2025年度に撤廃されることが決まりました。

今までは、カリフォルニアワインには関税が15％もしくは1リットル125円の安いほう、バルクワインには1リットルあたり45円がかかっていました。

この関税分が、撤廃もしくは段階的に引き下げられていきます。
カリフォルニアワインの輸出市場で世界第4位の日本は、プレミアムワインは強いもののデイリーワインは弱いという特徴がありました。

今回の日米FTA発効によって、カリフォルニアのデイリーワインがスーパーマーケットで存在感を強めていくかもしれません。

カリフォルニアワイン協会の発表

日本のスーパーマーケットなどで販売されているデイリーワインの分野で、カリフォルニアワインは遅れを取っていました。

なぜかというと、チリやEU産ワインの関税が0で、価格競争で不利になってしまっていたからです。

そのため、日米FTA発効によって、バルクワインの関税の即時撤廃とボトルワインの関税の段階的引き下げは、カリフォルニアワインにとってかなりの追い風になります。

カリフォルニアワイン協会の最高経営責任者、ロバート・P・コッチは、日米貿易協定について喜ばしく思うと声明を発表しています。

さらに、日本の消費者が、高品質で多様性に富むカリフォルニアワインを楽しむ機会がより多く得られるだろうともコメント。今後、カリフォルニアワインの需要が日本で高まることに期待を表しています。

カリフォルニアワイン「ベリンジャー」

ベリンジャーは、世界が認めるカリフォルニアワインのブランドです。

カリフォルニアのワイン業界を牽引している、ベリンジャーの歴史や商品についてみていきましょう。

カリフォルニアワインのブランド「ベリンジャー」とは

高品質なワインの産地として知られているカリフォルニアのナパ・ヴァレー。ベリンジャーは、継続して生産を続けるナパ・ヴァレー最古のワイナリーで、140年以上にわたって高品質なワインを造り続けています。

1876年に、ドイツ系移民のベリンジャー兄弟がナパ・ヴァレーに「アメリカで世界に誇れるワインを」とワイナリーを設立しました。

禁酒法時代という酒造業者にとって厳しい時期も、ベリンジャーは7社にしか認可が下りなかった礼拝用ワインという特別な許可を受けてワインを醸造し続け、その時代を乗り越えてきました。

伝統を大事にしていますが、重力式の供給装置、手堀セラーでの操業など革新的な手法も取り入れて、開拓精神を発揮しています。

ベリンジャーは、数々の輝かしい受賞歴があることでも有名です。ワインスペクター誌において、世界初、赤白両方でワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたことは、世界に衝撃を与えました。

ワイン＆スピリッツ誌のワイン・オブ・ザ・イヤーは通算12回受賞、また、各ワイン専門誌による評価でも常に高い評価を受けています。

ベリンジャーの商品紹介

■プライベート・リザーブ

数多くの受賞経験を持つベリンジャーのトップワイン。芳醇な味わいと豊かな香りが特長です。

赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンは、有名なワイン誌であるワイン・スペクテーター誌やワイン評論家ロバート・パーカーが創刊したワイン・アドヴォケイト誌、そしてJames Suckling.com等のワイン評価誌で、1986年から最新の2016年まで90ポイント以上の評価。特に2015年、2016年と2年連続でJames Suckling.comにより99ポイントを獲得。白ワインのシャルドネも同様に2011年以降90ポイント以上を獲得していますが、特に2011年は95ポイントという偉大な評価を得ています。

・プライベート・リザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨン（参考小売価格：税抜25,000円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J315/

ナパ屈指の畑から収穫したブドウが使われた赤ワイン。上品なタンニンの渋みと芳醇な香りのバランスがとれた１本に仕上がっています。

 

 

 

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・プライベート・リザーブ・シャルドネ（参考小売価格：税抜7,000円）https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J317/

奥行きのある味わいが堪能できる上質な白ワイン。アップルパイやレモンの皮を想起させるような香りが、口に含めばバタースコッチやバニラといった甘い香りに変化します。

 

 

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■アペラシオン

カリフォルニア北部に広がるヴィンヤードで収穫される優良品種を、産地ごとの個性を活かしながら醸造しています。

・ナイツ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン（参考小売価格：税抜5,500円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J321/

爽やかなミントの風味とブラックチェリーやカシスの華やかな香りが特長的。フランス産オーク樽の香りが加わることで、より豊かな風味を生み出しています。

 

 

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・ナパ・ヴァレー・シャルドネ（参考小売価格：税抜3,500円）https://www.sapporobeer.jp/product/wine/J325/

トロピカルフルーツやシトラスのフルーティな風味とフレンチ・オーク樽の芳醇な香りが融合した白ワインです。上質なワインの味わいが高く評価され、「シャルドネのベリンジャー」という名声が与えられています。

 

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■ファウンダース・エステート

優良なヴィンヤードから選び抜いたブドウを使用し、深みのある味わいのカリフォルニアワイン。

名門ベリンジャーのハウススタイルをぜひ味わってみてください。

 

・ファウンダース・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン（参考小売価格：税抜2,000円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/C469/

絹のようにスムースな舌触りなので赤ワインが苦手な方でも飲みやすく、後味にはシナモンやバニラモカなどの余韻が感じられます。

 

 

 

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・ファウンダース・エステート・シャルドネ（参考小売価格：税抜2,000円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/C473/

カリフォルニアで収穫されたシャルドネ種の特長を最大限に活かしたワインです。口にすればトロピカルなフレーバーが広がり、クリーミーな味わいを楽しめます。

 

 

 

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■カリフォルニア

日本人の味覚に合わせたエントリーシリーズ。どのブドウ品種でも日本人に馴染みある味に仕上がっています。

・カリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニヨン（参考小売価格：税抜1,200円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L277/

赤ワイン特有の渋み（タンニン）を控えめにし、果実の味わいを際立たせた仕上がりになっています。滑らかな口当たりなので、普段の和食にも合わせやすいです。

 

 

 

 

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・カリフォルニア・シャルドネ（参考小売価格：税抜1,200円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L278/

洋梨や桃のような甘い香りを持ちつつ、口当たりはとても爽やかなシャルドネ種の白ワイン。きりっとした風味は、白身魚の刺身やちらし寿司など魚を使った和食にピッタリです。

 

 

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・カリフォルニア・ホワイト・ジンファンデル（参考小売価格：税抜1,200円）
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L280/

美しいピンク色が魅力的なロゼワイン。微かな甘みとフルーティな香りが特長的で、爽やかな酸味を感じられます。

 

 

 

 

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。

まとめ

日米FTA発効によって、カリフォルニアワインの関税が段階的に引き下げられ、最終的に撤廃されます。今後、カリフォルニアワインはよりお手頃な価格となることが想定され、注目のワインとして試してみる機会も増えてくることでしょう。そのときは、カリフォルニアの名門ワイナリー、ベリンジャーのワインを試してみてくださいね。

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