「新酒の文化と生産者を守る」その想いと共に…2022年11月17日、ボージョレ・ヌーボー解禁!! 「新酒の文化と生産者を守る」その想いと共に…2022年11月17日、ボージョレ・ヌーボー解禁!!

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「新酒の文化と生産者を守る」その想いと共に…
2022年11月17日、ボージョレ・ヌーボー解禁!!

毎年11月になると、街中で「ボージョレ・ヌーボー解禁」の文字を目にします。ボージョレ・ヌーボーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で収穫されたブドウ「ガメイ種」から造られる新酒のこと。ボージョレ・ヌーボーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められています。つまり、2022年は11月17日の木曜日! 今年もボージョレ・ヌーボーの解禁を心待ちにしている方も多いと思います。本記事では、サッポロビールの担当者が今年のボージョレ・ヌーボーに懸ける想いと、ラインナップをご紹介します。

text WINE OPENER編集部

ボージョレ・ヌーボー

厳しい環境のなか「新酒の文化と生産者を守る」ため
今年も発売を決定!

毎年恒例の「ボージョレ・ヌーボー解禁」ですが、今年のボージョレ・ヌーボーを取り巻く環境は非常に厳しいものでした。ウクライナ情勢による空輸運賃の高騰、包材価格の値上げによる現地蔵出し価格の高騰、そして円安…。ワインを輸入販売する各社は、今年のボージョレ・ヌーボーは大幅な値上げを余儀なくされ、「今年の発売を見送ることも検討した」とサッポロビールの担当者は話します。それでも! 今年もサッポロビールでは、ボージョレ・ヌーボーの発売が決定しました。その想いを、ラブレ・ロワ ブランドマネージャーの山本祥平氏はこう語ります。

ボージョレ・ヌーボー_2022
ラブレ・ロワ ブランドマネージャー 山本祥平氏

「弊社が扱うボージョレ・ヌーボーを醸造するラブレ・ロワ社との30年以上にわたるパートナーシップを継続してきた中で、販売中止という選択には至りませんでした。出来上がるワインの背景には、栽培農家やワイナリースタッフがおり、彼らの生活を守ることも我々の使命であると考えます。ラブレ・ロワ社は日本でヌーボーを直接売ることができません。弊社もボージョレ・ヌーボーを造ることができません。ボージョレ文化を継続していくためには、“We need each other!”(私たちはお互いが必要です!)

また、収穫されたその年のブドウから造られた新酒を楽しむ、秋の風物詩とも言えるボージョレ・ヌーボーの文化を絶やしてはならない。今年は、「心と会話が弾むヌーボー」として、お客様にワクワクをお届けできるボージョレ・ヌーボーを取り揃えました。来年以降にも繋げていきたいという想いから、今年もボージョレ・ヌーボーをご紹介させていただきます」

現地ラブレ・ロワ社からは「現在の分析データによると、2022年は2020年に匹敵するグレートヴィンテージになるでしょう!」というメッセージも到着したそう。逆境を乗り越えて解禁を待つボージョレ・ヌーボー。「新酒の文化と生産者を守る」という想いと共に、今年は例年とは違った特別な乾杯となりそうです。

ボージョレ・ヌーボー_2022
ボージョレ地区のブドウ畑の様子(2022年7月27日)。6月に40.2℃を記録するといった厳しい暑さを乗り越え、は2020年に匹敵するグレートヴィンテージになったとのこと。

ラブレ・ロワ社のブドウ畑から
女性醸造家 ブリジット・プッツさんのメッセージが到着!

9月に入り、ラブレ・ロワ社の醸造責任者であるブリジット・プッツ氏から収穫したブドウについてコメントが到着しました!

「今年は7月と8月の灼熱がガメイの成熟を早め、区画ごとで成熟度の大きなばらつきが見られました。多くの果汁を失って干しブドウのようになった区画もあれば、非常によく耐えて、見事なブドウになったところもあります。

そんな今年の生育環境でしたが、2022年のボージョレ・ヌーボーの原料となる果実は、豊富なアロマの可能性を秘めています。ラズベリーのリキュールや、チェリー、ブルーベリーの香りだけでなく、スミレやダークチョコレート、洋梨の香りも! 

この原料を最大限に生かし、ガメイの香り、まろやかさ、シルキーさを引き出すことに挑戦しています。香り豊かな2022年のボージョレ・ヌーボーにぜひご期待ください!」

 

プッツ氏はグランポレール勝沼ワイナリー工場長 久野靖子氏とのコラボ・ヌーボー(下記参照)も担当。近日中にオンラインブレンド会の様子もレポート予定です!

サッポロビールの今年のボージョレ・ヌーボーは
6品種8アイテム! 船便も活用

まず、2022年11月17日、サッポロビールから解禁されるボージョレ・ヌーボーは5品種6アイテム。そのうちラブレ・ロワの4品種5アイテムは、美容家兼タレントであるIKKOさんの「書」をモチーフに、各アイテムの商品特長を表した一文字を大胆にデザインしたラベルに。昨今のサステナビリティ志向に応えるため、ヴィーガン対応に加え、フランス農業省認定のHVE認証取得のアイテムをラインナップしています。

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 昇 SHO 2022

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 昇 SHO 2022
参考小売価格:オープン(750ml・ 375ml)

ブルーベリーやカシスのような新鮮なフルーツの香りが特長。ガメイ種のもつフレッシュ&フルーティな味わいが楽しめます。

 

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 酸化防止剤無添加 鮮 SEN 2022

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 酸化防止剤無添加 鮮 SEN 2022
参考小売価格:オープン(750ml)

ボージョレ・ヌーボーでは珍しく、酸化防止剤を無添加。バラやスミレ、シャクヤクやアイリスといった花束を想起させる香りが特長です。

 

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー リッチ・プレス 躍 YAKU 2022

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー リッチ・プレス 躍 YAKU 2022
参考小売価格:オープン(750ml)

ボージョレ・ヌーボーの製造工程で約15%しか取れない、プレス果汁だけで造られるミディアムボディの赤ワイン。口当たりはしなやかながら、しっかりした後味が楽しめます。

 

ラブレ・ロワ マコン・ヴィラージュ・ ヌーボー 薫 KUN 2022

ラブレ・ロワ マコン・ヴィラージュ・ ヌーボー 薫 KUN 2022
参考小売価格:オープン(750ml)

近年人気の白ワインのヌーボー。もぎたての柑橘類やリンゴのような果実の香りを連想させ、みずみずしい果実味と爽やかな酸味が特長です。

 

また昨年に引き続き今年も、日仏醸造家がオンラインブレンドするコラボ・ヌーボー「ラブレ・ロワ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー by ブリジット・プッツ&久野靖子」を発売。今年のブレンドは、生ハムやカマンベール、ローストチキンや合挽きハンバーグに合うヌーボーをイメージしたそう。 (プッツ氏と久野氏のオンラインブレンド会の様子は10月末レポート予定! )

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヴィラージュ・ ヌーボー by ブリジット・プッツ&久野 靖子 2022

ラブレ・ロワ ボージョレ・ヴィラージュ・ ヌーボー
by ブリジット・プッツ&久野 靖子 2022

参考小売価格:オープン(750ml)

カシスなど赤黒系果実に加えて、フローラルな香りや軽いスパイスの香りも感じられます。前菜からメインまで1本で楽しめる、日本の食卓に合うヌーボーです。

 

そして、「シャトー・ド・ラ・ロッシュ ボージョレ・ ヴィラージュ・ヌーボー ヴィエイユ・ヴィ ーニュ 2022」は、昨今の空輸運賃の急激な上昇などによるコストを極力抑えてお届けすることも目的に船便を使用し、2023年1月発売予定。ボージョレ地区の中では特に高い標高でブドウをゆっくり成熟させてから収穫することで、上品さと力強さを兼ね備えた味わいに仕上がるヌーボーです。

シャトー・ド・ラ・ロッシュ ボージョレ・ ヴィラージュ・ヌーボー ヴィエイユ・ヴィ ーニュ 2022

シャトー・ド・ラ・ロッシュ ボージョレ・ ヴィラージュ・ヌーボー
ヴィエイユ・ヴィ ーニュ 2022 <船便>

参考小売価格:オープン(750ml・ 375ml)

17世紀に建てられた、ラ・ロッシュ伯爵が所有していた歴史的なシャトーの1本。減農薬農法や軽量瓶を採用する環境に配慮した造り手によるミディアムボディの赤ワインです。

 

今年のボージョレ・ヌーボーも、アイテムごとに異なる個性を備えたラインナップになりました。ボージョレ・ヌーボーは、年に一度しか楽しめない特別なイベント! 今年ならではの新酒を存分にお楽しみください。

 

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※ワインについては、記事掲載時点での情報です。